応援コメント

最終話 めんどくささのその先に。」への応援コメント

  • 面白かったです。主人公が乖離のような現象を起こしていてそれが作品としてかなりマッチしているしすべての文体はこういう意図があったのだと改めて理解できました。最初読んだときはなんじゃこれ?と思いましたが、普通にいい話でした。よかったです( ´∀` )

    作者からの返信

    ありがとうございます❣️
    作者のうさぎパイセン、オーナーはもうダメだ。です(,,>᎑<,,)♡
    (※略してうさオーナーです❣️)
    色々伏線を張りつつ最後に全て回収していくスタイルでやっているのでそう言っていただきとても光栄です❀.(*´▽`*)❀.
    面白いものを作っていきたいと思っていますのでそう言っていただけて励みになりました❣️ありがとうございました😊

  •  企画主催者です。このたびは「私が読んで、サンプル1の感想を書いたり、反応をしたりするだけの企画(条件つき)」への参加、ありがとうございました ٩(*´︶`*)۶

     さて、プラン⑤についてですが、次のような順番で感想を述べていきます (՞ . ̫ .՞)"‬

    Ⅰ、コンセプトとの比較について
    Ⅰ-ⅱ、前向きの意味するところ
    Ⅱ、質問内容1――読者に親しんでもらえる文体か否か?
    Ⅲ、質問内容2――読まれるためにはどうすればいいか? あるいは、本書は面白いか?
    Ⅳ、補筆――あらすじに関連して


    Ⅰ、コンセプトとの比較について
     本書のコンセプトは「主人公が片恋を前向きに諦める」というものでした。
     本書の結末は、主人公が【相手】に対して、自分の悲惨な体験を述べ、【相手】が主人公の好意を理解したうえでなお、その好意に応えることができないことを告げるというものです 。゚゚(*´□`*。)°゚。
     したがって、この結末に照らせば、「主人公が片恋を諦める」という点は、十分に満たしているものと考えます。ギャグとシリアスについては、全体を通して満遍なく散りばめられており、特定の場面で、それまでの温度差から面食らってしまう、といったこともありません。こちらについても、適切と言えるでしょう (*ゝ∀・*)b



    Ⅰ-ⅱ、前向きの意味するところ
     しかしながら、主人公の失恋が、「前向き」であるという点には疑問を抱きます (o゜ー゜o)??
     単に「後ろ向きではない」という意味合いで、前向きという言葉を使ったのでしたら、この項目は無用ですので、Ⅱに進んでください (*˘︶˘人)✽*。

     前向きという言葉からは、通常、未来に対する展望や希望を想起します。
     作品のテーマに照らせば、主人公が期待を持てるような、恋愛に対する何かしらのアクションがあってしかるべきですが、本書にはそのような出来事が登場しません ( ;`・﹏・´)

     なるほど、本書には副次的なテーマとして、主人公が体験した性的なトラウマがありました (´•̥ ω •̥` )
     ゆえに、この詳細を語ることが、主人公にとっては己の過去と向き合うことであり、延いては【相手】に対する失恋が、人生のターニングポイントになった、という見方もできなくはありません。

     しかしながら、主人公からは、殊更に過去の被害に対して、トラウマを抱いているというような印象を受けません Σ(๑ °꒳° ๑)ビクッᵎᵎ
     ここに常識をあてはめ、一般女性であれば、心に相当な傷を負っているという想定も、できなくはありませんが、そのような一般女性は、たとえ抽象的にであっても、自分の体験を早期に伝えることをしないでしょう。主人公に対して、現実世界の一般女性をあてはめることには、おのずと限界があります (。-`ω´-)ンー

     本書は、全編を通してコミカルなタッチで描かれているため、なおさら、過去の被害が主人公に与えたマイナスの影響を、読者は強く感じ取れません。このような「過去との決別」による前向きさを、描いていたつもりなのでしたら、一層、常識では分かりきっているトラウマについて、深堀りする必要があるでしょう。

     もっとも、その場合には、コミカルさが大幅に削がれることになったでしょうから、その意味で、描写をしなかったことは英断だと考えます (*゚▽゚*)



    Ⅱ、読者に親しんでもらえる文体か否か?
     端的に言えば、読者を置き去りにする文体であると考えます (´∩`。)
     読点の存在しない長文は、時折、他ユーザーにも見られるものですので、そちらについては大きな問題はないでしょう。個人的には読みにくいので否定的ですが、総合的に見れば、忌避されるようなものではありません (՞ . ̫ .՞)"‬

     一方で、本書に特徴的な「()」の多用は、それとは別の問題であると考えます ( ;`・﹏・´)
     例文として、次のようなものを考えました。

     りんご(ジョナゴールド。青森県産じゃない。広島県だよ。広島だったらレモンだろうけど)おいしい。

     上記の文章は、以下の説明をまとめたものです。1、りんごがおいしい。2、このりんごの品種はジョナゴールドである。3、りんごといえば青森県を想像するだろうが、今食べているりんごの産地は広島県である。4、産地を広島県とする果実は、通常はレモンである。

     このような順番で書けば文意は明瞭ですが、文中で挟まれる「()」は、脱線して別の事柄を説明するため、複数の文章が1つの文に混在していることになります。よって、分かりにくいのです :;((•﹏•๑)));:ビクビク
     単なる長文であれば――それが文章として崩壊していない限りは――、一言一句を読まなかったとしても、大方の文意は伝わるでしょう。しかしながら、文章の途中で別の説明をするスタイルは、これとは異なり、全体としての輪郭を描くことができません。

     もちろん、「()」による書き方に、メリットがないわけではないでしょう。同じ説明・言い回しを端折ることができるため、総合的に見れば、文字数は減っているはずです。ですが、それはあくまでも、本来は必要だった言葉を切り捨てているだけであり、省略したほうが明らかになるケースを除けば、決してよいとは言えません !(꒪ꇴ꒪〣)

     私はすでに、近況ノートによって、うさぎパイセンさんとの挨拶を済ませているため、この傾向をある程度までは理解しています。しかし、何も知らない読者までもが、本書を手に取って読むとは考えにくいです (´•̥ ω •̥` )
     ウェブ小説において、分かりにくい文章というのは、欠点にこそなれども、美点になることはありえないでしょう。



    Ⅲ、読まれるためにはどうすればいいか? あるいは、本書は面白いか?
     Ⅱでは、丸括弧の是非について詳述しましたが、この反面、うさぎパイセンさんの短文は非常にキレがよく、リズミカルな文体に仕上がっていると考えます ( ੭ ・ᴗ・ )੭

     極端な短文もまた、体感では、ウェブ小説としては難しい立ち位置なのですが、個人的には好印象です。というのも、短文も同様に必要な言葉を捨てているため、内容を理解するためには、しっかりと読むことを読者に強いることになり、斜め読みユーザーをお断りする作品になるからです。

     このように、本書は全体的に、読者に対して熟読を強いるものですが、一方で、一般的な小説の作法に則っているとは言えず、想定される読者層にぶれが生じています。本書のアプローチ先である熟読派は、いかにもウェブ小説な形式を苦手としているでしょうし、いかにもウェブ小説が好きな層は、しっかりと読まないと理解できない文体を、非常に苦手としているでしょう (; ・`д・´)

     もちろん、ちゃんと読めば笑える部分も結構あるのですが、このようにしっかりと読まないといけない作品は、ウェブ小説としては少数派だと思います。

     すでに、近況ノートのほうで「面白さ≠PV数」の話をしていますので、そちらについては割愛します ٩(ˊᗜˋ*)و
     これ以外の読者を確保する手段では、人気のジャンルを描く・馴れあって本物の読者を探すといった、抜本的なアプローチになるかと思われます。

     以上をまとめて、私からの感想として2点だけ記します。
    ・御作は、一定の読みにくさを抱えていますが、内容自体はそれなりに愉快です。
    ・読まれるためには、文体の変更、特に丸括弧の部分的な排除が、必要であるように感じます。うさぎパイセンさんの個性なので、全部をなくす必要はありませんが、数を減らすことを意識したほうがいいでしょう。



    Ⅳ、補筆――あらすじに関連して
     あらすじでは、主人公だけではなく、【相手】も煩わしいキャラクターであるかのような印象を受けます (՞ . ̫ .՞)"‬
     実際、本書の物語は主人公のモノローグで進むため、主人公自身の心理描写は明瞭であり、その感情の起伏から、主人公が難儀な性格の持ち主であることが、容易に見て取れます (。˃ ᵕ ˂ *)
     しかしながら、【相手】については、「人たらし」という作中の説明を覆すほど、主人公に対する気持ちで、葛藤しているような素振りが見られませんでした (o゜ー゜o)??
     もちろん、仮にも異性の相手に対して、その手料理をねだるなど、社会的な通念に照らせば、好意による言動と捉えられるものもあります。しかし、【相手】は、作中でオーバースペックの人物として、描かれているキャラクターです。このような一般人とは程遠い【相手】に、どこまで常識をあてはめてよいのかは、やや疑問が残ります (。-`ω´-)ンー

     主人公への評価として、「面倒臭い」は妥当していると考えますが、【相手】が同じくらいの人物であるという説明は、作者であるうさぎパイセンの評価としては正当でしょうが、読者の印象とは違うのではないかと、思わなくもありません - ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-



    〔Ⅲの補足〕
     作品を変えることなく、読者を増やす方法としては、自主企画に積極的に参加するというものがありましたので、ここに追記します。

    作者からの返信

    こんにちは御咲花様!
    うさぎパイセンです꜀( ꜆ᐢ. ̫.ᐢ)꜆
    今回は詳細なご感想ありがとうございました!参加してよかった…⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

    では、こちらもアンサーを。

    「前向きの意味するところ」

    おっしゃる通り、後ろ向きでない、が一番近いかと思います。最後にハイタッチして失恋確定。普通失恋相手とフラれた直後にハイタッチせんだろうと言う意味で前向きよなぁ、と。失恋なのに前向いてこーぜ、的な。

    「トラウマ描写について」

    ハイ、主人公は考えないようにしてるだけ(毎日考え続けるようにまでなってたら日常生活送れませんからなあ)なので相視点を相手側に変えたらめためた重い話になってしまのでわざと削りました( ◜𖥦◝; )

    「相手のめんどくさ」

    相手がオーバースペックの設定ですが、能力面はオーバースペックですが主人公に対しやることがめんどくさいなあと思ってたので以下の点を並べておきます。

    ・(既婚者なのに)煙草を吹きかける→一夜を共にしたい、の暗喩
    ※(蛇足)しかし主人公は「イヤこの人めっちゃアタマ悪いなwww(相手が暗喩を知らんだろう、相手はこちらのことを恋愛で好きでないだろう)」と、流す
    それより「確実に」相手から「手料理をねだられる」(主人公は食に結構なウェイトを置いている)ことに浮き立つ主人公…

    ・軽めにアプローチする(「旅行~、」「男として~」)

    なのに「本気で揺らいでる~越えられない、かな」

    …多分視点を変えればめためためんどくさい男に印象が変わりそうな気がしますが、このお話はこれで完結してるので。


    文体について
    友人たちからも「殺傷力に特化した文体」と言われているのであ~やはり…!自身も一般ウケはまずせんだろうな、と思う書き方なので、書いたものを読んで欲しいし個性残しつつもうまーく1次向けにチューニングしてきたいすなあ~💦💦( ´∀`)ハハハ

    まとめ

    愉快と言っていただけただけで全て報われました!(ハートフルボッコ)ギャグなので笑ってくれないと意味が無いですからね(๑´ㅂ`๑)
    課題も見えたのであとはそれをどう進化させるかです・:*+.(( °ω° ))/.:+

    ありがとうございました!(´▽`)