青葉と日記

一日目 ~感想~

 ここでは、主に私が茜の日記を読んで抱いた感想―――みたいなものを、書き殴っていこうと思います。

 それに何の意味があるかは分からないけれど、茜を知っている私だからこそ、呟ける独り言もあるんじゃないかな、と思って、書き始めた次第です。


 一日読んだら、一日感想を書いていく。こんな感じで投稿していこうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。




―――しあわせ日記、一日目。今日からスタート。毎日つけられるように頑張るぞー。


 紹介しといてなんだけど、私にはこれがいつの話なのかはよく分からないのよね。

 でも、紹介したのが―――大体二ヶ月前とかだと思うから、それから数日とかなのかな? ちょっと気になる。


 日記の目的は、茜がしている通り。とにかく、幸せだと思ったことを書く日記。

 私が幸せ日記を紹介した事の発端は、あの子が「最近仕事が辛い」って相談してきてくれた時だったかな。


 ―――辛いことばかりだ、と感じるのは、辛いことばかりに目を向けているからだ。

 

 私はそれをモットーに、この日記を去年くらいから始めてた。それを茜にも教えてあげたって流れだったと思う。

 まあ全部、なんかの本の受け売りなんだけどね。


 でもあの子、ずっと幸せをしあわせって書いてるのね。

 可愛いのが好きだからかな。徹底しててちょっと面白い。


―――これはしあわせを書く日記。早速ネガティブなこと書いちゃった。


 時々ネガティブになることを必死で抑えてるけど、別にそんな気にしなくても良いのに。それすらも前向きに捉えられるようになって、ようやくこの日記が真価を発揮すると思うんだけど―――


 もしかして、私が幸せを詰め込む日記って強調しすぎたのが原因かな。ならちょっと悪いことしちゃったかも。


―――しあわせ一つ目。日記のデザインが上手くいったこと!


 デザインが上手くいった、って言ってるのは、本当にそうだと思う。この気合いの入りようは凄いもん。私には真似できないや。

 お絵かき好きだったのも想像通りすぎるなー。


―――でも、私ちゃんとお礼言えなかった。それがちょっぴり後悔。


 文房具屋の定員さんにお礼を言わなきゃ、って気にしてるところ、あの子らしいなって思う。

 真面目で、それでいて優しくて。ほんと、心配になっちゃうくらい繊細な子だったから。


 これで一日目は終わりか。初日にしてはいっぱい書いてるな。お疲れ様。


 あの子らしさの詰まった一日目だったな。二日目も読むのが楽しみかも。




 




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