『う◯こ』に命はあるのか

脳先生

第1話 考えるために寝る

君!そこの君!君だよ君!そう君!

あれ?『君』ってこんな漢字だっけ?とゲシュタルト崩壊しているキミ!

君はトイレに行くタイミングは決まってるかい?僕は朝起きてからと寝る前には必ずトイレに行くんだけど、そこでふと思ったんだよね!

『う◯こ』に命はあるのか?って。別に『う◯ち』でもどっちでもいいよ。とにかく、『う◯こ』に命があるのか考えたんだよ!だってさ!もともとは動物の肉や植物だったものが身体の中を通って、栄養を取られて、形を変えただけでしょ?だったら命があるんじゃないの?


僕は1つの動物や植物に1つの命とは考えてないんだ。1つの細胞に対して1つの命があると考えてる。我々人間が1つの身体に1つの命と考えてるのは、1つの身体に〝意識ある〟命が1つあるからだ。僕もそうだし、今見ている君もそうだろ?そのせいで錯覚しているんだと思うわけさ。


そして命とは何か。僕はこの世に存在するものだと考えてる。だから地球にも、空気にも、そこらへんの石ころにも、それぞれに命が宿っているんだと思うんだ。命をどのように定義付けるかにも寄るかもしれないが…。さもすれば、僕が『う◯こ』に命が宿っていると考えるのは当然のことだろう?そんなことを考えながら、今日も元気に〝命〟をトイレに流す。


『う◯こ』に命があろうがなかろうが何も変わらない。水に流せば同じことなのだ。

だから、この話も水に流してほしい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『う◯こ』に命はあるのか 脳先生 @passingtime

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ