40代後半婚活男性の行く末

かみのなかの箸のすけ

第1話 自分について

 まずは自分についてを記録しておこう。


 年齢は40代後半で男性。

 ベッドタウン生まれのベッドタウン育ち、実家ではないものの今も一緒。

 職業は一般的なサラリーマンで、出世には縁遠い。

 典型的なオフィスワーカーで、今はほぼ100%在宅勤務している。


 趣味は、散歩、登山、読書、ゲーム、動画鑑賞などなど。


 あまり社交的な性格ではない挙げ句に中学高校と男子校だったせいか、女性とは縁遠い生活が長かった。

 改めて考えてみたら、婚活を始める段階で過去恋愛経験は無くはないが、多いとはとてもいえない感じであった。

 外見や性格は普通だと思っていたが、婚活の上手くいかなさを考えると、どうやら問題はあるようだ。


 コロナ禍と在宅勤務のダブルパンチで人間関係が希薄になった事がきっかけで、自分に必要なものが何なのかを考えるようになった。

 ある夜、ベランダから見える月があまりに綺麗だったためずっと眺めていた。

 その時、ふと、誰かと一緒にこの月を眺められたら楽しいだろうなと感じてしまった。

 きっと自分に必要なのは家族なんだと思い、それから婚活が始まった。

 まーその時は、婚活がこんなにも大変だとは思いもしなかった。


 婚活でお会いした女性は、多分100人は超えていないが50人は超えている。

 今現在、海外出身で日本在住の30代後半(子持ち)と半年ほど関係が続いている。


 私についてはこんなものだろうか。







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