企画より拝読。
すでにフィンディルさんの感想が出ている状況で、まずは自分なりに考えた感覚では、北西くらいに思いました。
生き方の難しさのようなテーマは西向きのもの、そこから詩のような形に全体に一定の整いがあり、北向きの体裁を持っているのかなと感じました。
南に寄った作品、読むと言葉や要素のあまりの突飛っぷりに脳の使い方が全然違うって感じます。この作品はそれらとの対比で考えると自然に読めました。

方角企画から失礼いたします。

詩に近い作品ですね。
自問自答をしていて、最後に答えにたどりついたという感じでしょうか。言葉の一つ一つはわかりやすく、だからこそ真っすぐ主人公の心情が伝わってくるのかなと。

方角ですが、西の作品だと思います。あとはどこまで南寄りなのか、ここが難しいです。
詩に近いので南っぽさがもちろんありますし、
最後に主人公の思考が一つの答えに着地しているというあたり、北っぽさもある気がします。西南西か、西北西か、のどちらかでしょうか。

同じく南西を目指している身としては、この作品に南判定が出てほしいです！

他人のものさしで、他人と比べ
他人をうらやみ、他人をねたむ。
他人他人は、自分自分なんであって
自分自分言っていたら
気になることばかりになる。
そんなものは20世紀の終わりで
卒業です。
いつまでも古い意識でいるから
まわりから浮いてしまって
生きにくくなる。
自分だけがと、また自分自分言う。

カビってピリッと刺激があるものですよね。

ｳｳｯ(´；ω；｀)つらい……

すみません、真っ先に感想が先に口をついて出ました꒰ ᐡ >_< ꒱
フィンディルさんからの企画から参りました！今回は拙作感想ならび方角推理ありがとうございました！

で、本題の感想と方角推理です。

感想がカビたパン、から始まる詩で、此処で(つらい(´；ω；｀))になってしまう、食べることが好きな私。(もっと美味しいもの食べよう、美味しいもの作ってあげるよ……)と(´；ω；｀)な顔になりつつ読み進めていくと、

(ノД`)……被る……私と被る……

わりと1人反省会という習慣が根付いていた私。職場で❀.(*´▽`*)❀.みたいな顔しつつちょっと無言の時間があると裏では(大丈夫か……嫌がられてないか……邪魔になっとらんか……)と疑心暗鬼になりつつも(何かあったらご指摘貰えるだろう。仕事はきちんとしてるし別に何も言われた訳でもなし…)と無理くりポジティブに考えを持ってく感。(ここまで極端なのもどうかとは自分でも思うんですが……)

最後、詩の主人公はその大元と決別できて良かったなあと。

個人的に刺さりまくったので北というより西で！

こんにちは、早速読ませていただきました。
どっしり暗くて好きです。

語彙力なくてすいません。みんな親とは色々あるんですね。

ちなみに最初ペットの話に持ってくのかな？と思ったタイミングで人間て言葉が出てきておう、と思いましたが、何か気のせいでしょうか。

しっかりして、まっすぐなので北西で。

企画から参りました、コメント失礼致します。
おお、これは切ない…と思いました。
冒頭の、カビた食パンをかじるところでガツンとやられました…。筆致は軽いけど、中身は重い。次々にぽんぽん繰り出される言葉の裏に、その人が生きている日常を想像して苦しくなりました。言葉は柔らかくて軽やかですが、現代の社会問題が垣間見える、テーマ性の高い作品だなあ、と思いました。

方角は、私は少しだけ北寄りの西かな？と思いました。表現は詩的ですが、文章が読みやすくて、この揺れる感情と、その背景的なものがなんとなく伝わってきましたので…。南向きだと、なんというか、感情そのものがぽんと置かれていて全体的に混沌としているイメージがあり。私の方角予測、あまり当たらないのですけどｗ
色々と考えさせられる素敵な作品でした。勉強になりました。

カビた食パンって箇所で、冒頭からドカーンッてきますね。
大人に成長したけど心の中にいるちっちゃい自分の声って感じがしました。
方角は西がもう少し強い気もしますが、南ってこういうの、っていう感覚がつかめてないので、南西のタグを見ると、こういうがそうなのです、って指針にもなりそうだと思いました。

企画から参りました。コメント失礼します。

心の内に秘めたものを、そのまま文章にしたような作品ですね。答えの無い問いのような……。ぐるぐるした気持ちが、私にも伝わってきました。

方角、私は西北西かな？ と思いました。前にフィンディルさんが「南西方面の作品は読解が難しい文体になる」というようなことをおっしゃっていたので……。
西向きなのは確かなのではないか と思います。

2作出されている、ということで「手ぐせ」で書かれたという方も読んでみました。
なるほど、しかし受ける印象は同じですよ。
児童文学は一般的な小説とは違って、日本語を書けるなら誰でも書けるものではありません。物語にある程度の「正しさ」が必須なのです。生き方や道徳、人を思う（想う、ではなく）心。
私には書けません、そんな児童文学。優しさが人として決定的に足りない。ああ、致命的。

本作、たまに出てくる「栄養補助バー」のような輪郭のはっきりした言葉が現実を見せつけます。
ホカホカあたたかいごはん、目玉焼き。いい感じに輪郭がボヤけています。
そのバランス感覚は「手ぐせ」とおっしゃる通り、ただの才能、センス、感覚なのでしょうね。
（こっそり方角を修正したというエピソードも柔らかくて良いですね）

読む人によって色々見え方が違うのかもしれませんね、自分にはしっかりとしたビジョンとして映像が浮かんできました。
現実に似たような気持ちで今も過ごしている人がいるかもと思うと胸が痛くなります。その気持ちを拾ってしっかりと具体化される野森ちえこ様の技術はすごいと思いました。

わかりやすい言葉ばかりなのに、深みのあるポエム。
強いメッセージ性を感じました。
わたしもこれに近いこと考えてるときあります。
よく考える割に、答えは出ませんが……(；´∀｀)

ちなみに、目玉焼きにはあじ塩をふりがちです☆(｀･ω･´)ゞ

大好きだからこそ、辛く苦しい思いをして、『好き』が好きでなくなっていくのは、切なく悲しいですよね。

繰り返される言葉から、語り手の追い詰められていく様子が想像できました。
今日が最後。今日で最後。最悪の終わりになってしまいそうです。

百回信じて、百回裏切られて。
百一回目を信じるのも、もう絶対に信じないと割り切るのも、どちらも簡単ではないのですよね。
人の心は、スイッチみたいにオンオフできるものではありません。

バイバイを決断でしるまでに、たくさんの葛藤があったのではと思います。

これは重いですねー。ポエミーな筆致ですがなかなか読み飛ばせない凄みを感じますよねー。

一人の人間の人生経過とも読めるし、複数の人物と解釈しても良さそうだし、読み手に委ねられている感じがありつつ、野森さんの心から出てきたものだとしたらそこには連続したストーリーを読み取るのが正解なのかなと思いつつ、勢いのある描写は実験的かなとも感じ、南西っぽく思いました。

ちなみに私には、「親の愛情に恵まれなかった主人公が成長し、苦しみ、恋人との別れを選ぶ」というストーリーに思えました。

相反する考えが書かれていて、人間の気持ちって一筋縄じゃあないよなぁと思いますね
やはり南西の香りがします！　詩のテイストのお話って、いろんな解釈が出来て、その時の読者を映す鏡みたいだなぁと思いました！

近しい人だからこその愛憎なんでしょうか？
色々難しい。

私、目玉焼きは塩コショウ派です。
方向は南西かな。
（わかりません）