めめんともり

ぼくはいつ死ぬのだろう

ぼくはいつ死ねるだろう


死ぬことへの恐怖とか

家族や友達が悲しむだとか

葬儀だ相続だのの面倒を

かけたくないという見栄や

日々のちょっとの楽しみ


そういったいくつもの死なない理由を

絶望が上回ったときに死ぬのだろう


生きてることは素晴らしい

生きてるだけで価値がある

そういう言葉もあるけれど

生きてることが苦痛になる

そういうこともあるでしょう


生きるためには希望が要る

生きていてもいいんだと

頑張って生きてみようかと

自分が自分に思えるように

死よりも生を思えるように

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