あいさつさん
やはり
第1章 今
4月11日
私は15歳の高校生、
翌日……面接だ。応募したのは近くのコンビニ「ローセブマート」。比較的落ちにくいとは聞いていた。でももう不安でいっぱいだった。その日の授業なんか全く持ってわからなかった。黒板を全く取れていなかったから、隠れて写真を取った。放課後、部活も特にやっていない私は、すぐにバイトの面接へむかった。面接場所につくと、そこには店長らしき人がレジで立っていた。
「あ、君がうちに応募した子だね?オーケー、じゃ早速始めよう。」
私とその店長らしき人は、そのまま裏へ入っていった。店長らしき人は
「うちのバイトの子で、
何を言っている。全く持って意味がわからない。そんな怪奇現象のようなこと起きるわけ無いだろうに。そう思っていた。でも、次の話を聞いた瞬間、鳥肌がたった。
「それで、その子の親から2ヶ月後に連絡があってその内容が、「うちの娘が死にました。ありがとうございました。」っていう。で、もしそういうことがあったらすぐ僕に報告してね。」
……え?死んだ?そんな、ありえない。動揺を隠し、わかったと返事をし、その面接は終わらせた。まさか、死んだ?え?なんで?もし私もおんなじようになっちゃったらどうすればいいの?そんな想造をして、もしなってしまったときの妄想もしちゃって。動揺と不安で押し潰れそうだった。
昨日の面接先からの電話があった。合格だって。嬉しいという感情もあったが、あそこで働くのかという不安感や恐怖感もあった。ただ、そんなの少し経てば忘れるだろうと、気にせず、平凡な一日を過ごした。
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