第2話 第一の壁 履修登録

 題名の通りです。大学生になって初めて経験した壁、履修登録です。ちなみに、大学生になる前の私が想像していた最初の壁は友達作りでしたが、私は運よくオリエンテーションで気の合う、めっちゃいい子とお友達になりました。いづれ出てくるかもしれません。

 さて、問題の履修登録ですが、いちおう、必修から埋めるんだよ、次は教養科目だよ、だなんて説明があるわけです。最初のうちは、「これに沿ってやっていけば何とかなりそう!」と楽観的に考えていました。ですがやっていくうちに、あれ?あれれ?と計算が狂いはじめまして……。

 まず、必修のせいで取りたかった一般教養科目が取れない。取りたい科目3つが必修語学のある木4でした。来年は履修できるといいな……。

 次に、一般教教養は理系科目も取らなければならないといこと。なんで!?私文系学部!受験勉強で1年間一切理系科目勉強してないの!数学に至っては中学で諦めてんの!まさか大学で理系科目と再会するとは思ってもみませんでした。仕方がないので先輩のすすめられた生物の授業をとりました。

 3つ目、定員オーバーで抽選。もともと人気のある授業は抽選という予告があったのですが、そうでない授業で仮登録者が定員を超えている場合抽選になるといね……なんとも残酷な制度があるらしいです。私の場合、生物を含め3つの授業で抽選、2つは抽選で当たりました。何が嫌って、ようやく全部決まったぞ!ってところで「抽選です」っていうメールが届くことです。とても焦りました。

 4つ目、大学生ってなんだかんだ毎日学校行かなくちゃいけない。まあ、当たり前っちゃ当たり前なんですけど、私のイメージではもう少し大学生って時間に余裕があったんです。一日くらいは全休ができるかなー、みたいな。……できないです。少なくとも1年生では。私の場合、2,3限しか授業を入れていない日があっても土曜に必修があるので週6で学校に行っています。なんか複雑です。土曜の必修に関しては6限(18:30―20:45)もあったんですけど、さすがにその時間はもう帰りたい、ということで私の中では選択肢にありませんでした。

 まあ、こんな感じでいろいろありましたが、先輩や友達と相談しながら、なんとか初めての履修登録を済ませ、無事に春学期を過ごすことができました。

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