その後
明かりのない道をスマホで流す音楽をBGMに歩きつづけ、フルアルバムを3つほど聞き終えたころ、建物が見え始めた。近くにあった24時間のファミレスに入り休憩を兼ねて友人たちに連絡をしてみたがつながらなかった。まぁ明日いや今日大学で会うからその時奴らの顔面に塩をぶつけてやろうと思いながらファミレスのテーブルに突っ伏した。
ファミレスで仮眠をとった後、いったん家に帰り大学へ行きいつものように学食の一角で友人達からおいて行ったことの謝罪を受け、あの時何があったのか聞いた。
あの心霊スポット中で友人たちは人影のようなものを見たや奇妙な音を聞いたといったよく聞く話を友人たちは顔を塩まみれにしながら語った。その話に僕が「ふーん」と冷めた反応なのを見て友人たちは「やばいのはまだあるんだって」といい、少し興味を惹かれながら続きを待った。
「車で逃げるとき、後ろからなんか叫びながら追いかけられながら車を叩かれたんだ。しかも後で確認したら、リヤワイパーも引っ張られたみたいだったんだ」
とりあえず友人たちの顔面に塩を投げつけた。
肝試しをするときはこれに気を付けよう 隹京 @Kei_Furutori
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます