源の魔神が苦戦した相手
★ネタバレ対象作品★
「異世界職業図鑑」
「7年前、僕らは名誉オークだった」
■質問
■強敵:混沌の海
源の魔神ことアイオーンは混沌を利用してアレコレやっていましたが、混沌の海の事は疎ましく思っていました。
刺激しなきゃいいんですが、刺激したら源の魔神でも捌ききれない大量の混沌に襲われる事もあるので、「混沌の海を……潰す!」と混沌の海を消そうと考えた事もありました。
しかし消しても消してもキリがないうえに、下手したら潰されてやられかねない事もあり、憤慨しながら混沌の海を消すのを諦めました。こんな事があったため、「やーい、混沌如きに負けたヤツ~!」とか煽るとブチギレます。
■強敵:
知的生命体の夢に寄生し、府月を形成している夢葬の魔神は「私の許可なく好き勝手やっているのが気に入らない」という事で襲った事があります。
ふわりふわりと逃げる夢葬の魔神を倒す事が出来ず、取り逃すたびに地団駄を踏みながら悔しがっていました。最終的に倒すのを諦めました。
その事に一番安堵したのは夢葬の魔神でした。彼女は全盛期の源の魔神と正面からやり合える力の持ち主ですが、正面からやり合っても勝てる保証のない相手でした。自分が滅ぼされる事はそうそうありませんが、別の多次元世界では源の魔神に一度敗北し、その世界から締め出される結果に終わったのが少々トラウマになっているので、源の魔神との戦闘は避けています。
夢葬の魔神は現への干渉を控えているため、誰相手でも大抵、戦闘は避けますが、
■強敵:
源の魔神でも封印するしかなかった魔神です。殆ど全ての力で源の魔神が圧倒している相手なのですが、廻理の魔神の異能が厄介なので止むなく封印しました。
廻理の魔神はどのような攻撃を受けても一定期間に一定の傷しか受けない異能を持っていました。例えば地球を一瞬で消し飛ばすような一撃を受けたところで、「1分間に1度、産毛が抜ける程度の痛みしか負わない」状態に持って行く事が可能でした。
要はダメージという負債を未来に持ち越し、矮小化していく異能者です。源の魔神がどれだけのダメージを与えてもほぼ無傷の状態で戦闘を続行し続けるため、源の魔神は止むなく廻理の魔神を封印しました。
封印とはいえ勝ちは勝ちなのですが、殺し切れなかった事実に源の魔神は憤慨しました。「いつか滅ぼす」と誓い、滅ぼす方法を研究していたのですがそのうち忘れてしまいました。
ただ、廻理の魔神との戦闘で着想を得た源の魔神は、人類を苦しめるために人類にとある知恵を与えました。それが「リボルビング払い」です。
また、廻理の魔神の異能を権能として再現出来ないか研究した結果、劣化版ながらも類似した権能の開発に成功しました。
その権能を持った天使は後に真白の魔神率いる<エデン>と命を賭けた野球対決をし、いくら点を入れられても点数をリボルビング払いすることで失点を抑え、真白の魔神達を大いに苦戦させました。最終的に「負債残高が積み上がれば返済として支払わないといけない点数が増える」という事に気づいたエデン陣営が1万点入れて勝利しました。
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