文章は分かりやすく〜カクヨムに合わせる〜
今回は分かりやすい文章についてです。執筆経験者で公募に作品を出したことがある人にありがちな話ですが、文章が固くなってしまいます。
結論から言いますと、単語の難しさをワンランク、ツーランク下げましょう。私も昔は難しい漢字を使って「オレ、かっこいいだろ」と思っていましたが、カクヨムの世界では違います。
理由は下記の二つです。
①自分が単語の意味を間違えてないか調べる手間が発生する。
②文章、特に難しい単語が並ぶと読者が離脱しやすい。
まず一つ目。小説を書くときに単語の意味を間違えていませんか? もしくは間違えていないか不安で何度も調べていませんか?
例えば「役不足」という単語の意味は次のどちらでしょうか?
①力量や能力が不足している
②能力に対して簡単すぎる
正解は②です。「力不足」と一文字違いですが、意味は真逆です。こんな風に考えながら書くのはめんどくさいし、その時間を執筆に充てましょう。作者、読者共に時間の無駄です。
次に二つ目。文章が難解だったり、難しい単語が出てくると読者に大きな負担がかかります。読者は隙間時間に読むので、頭を使わせすぎると「もう、いいや」とファンが離れていきます。
さらに補足すると単語が難しくなくても、画面に文字が多すぎると処理が追いつかなくなります。
公募に小説を出したことがある方は「一区切りで一行、視点の切り替わりなどで二行以上開ける」というルールに縛られがちですが、カクヨムでは違います。公募とカクヨムなどの小説投稿サイトは切り離して考えましょう。この創作論くらいに行間を開けましょう。
今回のまとめとしては「書く側、読む側どちらの立場にとっても簡単な分かりやすい文章が良い」となります。
追記
web小説は隙間時間に読むものです。流し読みされる可能性も考がえるべきでしょう。それもあり、ミステリーは頭を使う、登場人物が多くなりがち、伏線を追うのが辛いなどの理由でマイナージャンルになっています。好きなジャンルなので悲しいですが、これが現実です。もし、ミステリー好きがいましたら一緒に頑張りましょう。
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