カクヨム中級者編

創作論を書いて一石二鳥

 カクヨム中級者になると、カクヨムのシステムに慣れてきたところだと思います。それと同時に作品のストックが切れ始めるタイミングかと思います。そこで私は創作論を書くことをおすすめします。



 創作論を書くことのメリットはいくつかあります。


①露出、導線を増やすことができる

②自分の創作への向き合い方を改めて考えるきっかけになる




 まずは、「露出、導線を増やすこと」について。自作の露出を増やす機会は自主企画に参加する、Xで宣伝するなど多岐にわたります。しかし、自主企画に参加しても更新順に表示されますから、過去作ほど不利ですし、Xで宣伝しても、フォロワーはすでに読んでいるか、そもそも小説に興味がないという場合もあります。

 そんな中で創作論を書くことをおすすめする理由は「」からです。


 ランキング入りしやすい理由としてはカクヨムユーザーは喉から手が出るほど、「星をもらうには」「PVを増やすには」「どうすれば面白い小説がかけるか」などの情報が欲しいからです。現に2024年4月7日時点で本作は週間ランキング5位です。


 創作論を書けばランキングに入りやすい→露出が増える→作者をフォローする可能性があるという流れがあります。創作論ブーストとでも言いましょうか。


 ただ、注意点としては読者のためになるものを書く必要があります。そうしないと、読者は早々に去っていきます。


 書く内容としては結論を書く→要点(三点ほど)を列記する→要点を詳しく書く→例え話などで補足するという感じです。結論から入った方が読者の頭に入りやすく、「これはタメになった」と感じやすいからです。




 次は「創作への向き合いかたを再認識する」です。創作論を書いていると自然と自分がどんな書き方をしているか思考の整理にもなります。「自分はキャラ設定を決めてからストーリーを考えるな」と感じたら、ストーリー(ミステリーならトリック)から考えるのを試してもいいですし、長所を伸ばすためにキャラから入るのに特化するのもありでしょう。



 ここまで、創作論を書くことのメリットについて書いてきました。ただ、最初の創作論ブーストについては絶対の保証はありません。「私はこんな方法で株で儲けました」みたいな本と一緒です。あくまで私がそれでうまくいっただけですから。


 創作論を書くとカクヨム全体のレベルアップにつながり、そういった小説を読むことで自身のレベルアップにもつながります。また、私たち小説家は読者がいなければ読まれることはありません。カクヨムのレベルアップは読者を惹きつける効果もあります。



 今回のまとめとしては「創作論を書くのは一石二鳥。露出が増えてフォロワーが増える可能性が高まる」といったところでしょうか。小説のストックが切れたら、書いてみるのをおすすめします。

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