編集済
第1話:嘘への応援コメント
初めまして。この度は謎の企画にご参加ありがとうございました。
共に旅した騎士は、本当に手の届かない姫の代わりに彼女を求めたのか、それとも彼女にとって老人とその地で過ごす方が大切だったのでしょうか。いったい彼らの間に本当は何があったのか気になる物語でした!
ところで、企画として独立した完結済作品であることをお願いしているのですが、こちらはタイトルを見る限り短編集ということなので、少し趣旨からずれてしまうのかなと思いましたがいかがでしょうか。ご確認いただけますと幸いです。
作者からの返信
すみません、企画の趣旨を勘違いしていたようです。こちらは一話完結の短編へと、速やかに訂正します。
企画にそぐわない場合、可能でしたら削除いただいても構いません。
大変失礼いたしました。
追記:訂正完了しました。
感想もありがとうございます。
3000文字では語り尽くせない設定が色々ある話です。
それを全部語りきってしまった体裁で書いたので、わかりにくくてすみません。
色々想像していただけると、とても嬉しいです。
第1話:嘘への応援コメント
企画からやってまいりました、初めまして!
未だ見ぬ長編のエピローグというよりは、凝縮された人生の一幕を切り取った、これ自体で完成した短編という感じがしました。
悲しくてどこかやりきれないけれど、奥底に美しいものも流れている、そんな物語だと感じます。スミレの花にたとえられるヨランダは決してそんな自分が好きではなくて、それでいて甘い糖衣をほどこした砂糖漬けは作ってしまう。なにかの象徴のようにも思えます。
人の心は必ずしも、目の前に現れた転機をきっぱりと自信をもって掴みに行くようには動けないことも、あるものなのだなあと。祖父への愛と、その世話をする重責。旅に同行した兵士への秘めた愛情と、あまりにも輝かしい姫を前にしての気後れ、そうしたものが踏み出せないことのへの言い訳にもなる……
ラストで祖父と死別し、一人ぼっちになったヨランダに、今度は真っ新なところから新しい人生と幸せを掴んで欲しいな、という気持ちになりました。そう、「そんな古いものではなく、新しいものを」と。彼女自身、進むべき答えは既に持っているという、そういうことなのではないかな、とも。
読み込む深さと味わいのある短編でした。ありがとうございました(∩´∀`)∩
作者からの返信
感想ありがとうございます!
とても深いところまで読み込んでいただいて嬉しいです。
作者の想像以上のものを感じていただき、びっくりしております。
この感想を励みに、創作活動を頑張ります!