いまさら第一回河合共テ模試感想
今回はひたすら思った事を箇条書きで書いていきます。
いやあ、物語形式で実際に体験してもないことを、さも体験した風に詰め込んでいくの、結構ムズいんですよね……。
僕の場合、ひたすら書き続けていると、どっちでもいいような細かい表現をやたらと疑いだしてしまうクセがあるので、他の方々と比べて一つの作品のクオリティも別段変わらない(何ならむしろ下がる)上に、倍時間がかかってしまうんです。
ということで、今回は開き直って、箇条書きで思った事や感じた事を、事実そのままに並べ立てていく事にしました。
そもそもこれ、「宅浪時々『日記』」ですしね。勉強関連の話やリスト式に事柄や感情をまとめていく事も、趣旨からはズレてないはず。分量は長いですが、その分多少は読みやすくなってると思うので、最後までお付き合いください。
元々は2週間前、試験を受けてすぐに投稿するつもりだったのですが…、自身の用事に加えてソロ花見をぐだぐだ書き続けていた事もあり、かなり遅れて執筆することになってしまいました。
僕の勘違いなども多々含まれている他、2週間前の出来事を思い出しながら書いている部分もあるので、内容がかなりデタラメ、嘘八百なものになっている可能性があります。
何か明らかに間違っている箇所を発見しましたら、コメント欄で指摘して頂けると助かります。勿論(こいつバカだな……)とスルーして頂いても結構です。
また、本記事は「他の人にも問題の傾向や今後の対策を共有してあげよう」という崇高な意図の下に執筆された記事ではありません。役に立つ記事は他にも山程あるので、ぜひブラウザバックしてそちらを探してみて下さい。
尚、中盤でも触れますが、基本的にこの記事では僕の偏差値に関わる一切の具体的な数値を出しません。というか出せません。駿台模試ではなく河合を受けに行っている時点でだいたい察して下さい()
それにしても、試験を受けてからもう二週間以上経ってしまったんですね……オソロシイ……
索引はこんな感じです。
①時間割の変更点
②教科の変更点
1:地理
2:国語
3:英語リーディング
4:数学Ⅱ
5:化学
6:情報Ⅰ
③まとめ
①時間割
試験当日、黒板に貼り付けられた時間割を見て一言。
NANIKORE!?!?
英語のリーディングが昼休み前になっとるやんけ!!!
情報60分も時間取るのかよ!!!
……パッと見た感じはそれ以上の違和感を感じませんでしたね。なにせ、既に前年までやってた共テ模試の時間割を綺麗さっぱり忘れていた上に、事前に時間割をよく確認していなかったもので……。
試験を解いてる内に「ん?これ何か今までと違くね?」と自力で気付いた修正点や、帰ってから確認してようやく気付いた変更点もありました。個人的に、わりかし影響がデカかったと思うものだけまとめます。
・英語リーディングが昼休憩前に移動
・受験届記入時間が5分短縮+昼休憩5分短縮
・国語10分増量(!?)
・数Ⅱ10分増加
・情報60分追加
やはり一番精神にクるものがあったのは、情報六十分でしたね。正直受験前は三十分くらいかと思ってました。(←なんで受ける前に確認しなかったんだ……)
試験終了時間も前年に比べて、絶対に三十分くらい伸びたと、当時は体感で感じていたのですが。最終的には前回と同じ20:10終了でソコは特に変わっていませんでした。(前年の第一回は学校で受けたため、2日間に渡って分割されてたので比較は出来ません)
帰る途中、『なんか腰がめっちゃ痛いなぁ……前回はそこまでじゃなかったのに……いつもより試験時間が長くてずっと座りっぱなしだったからかなぁ。』とか何とか考えていましたが、どうやらあれは完全なる思い込みだったようです()
合計時間が同じでも、一つの教科が丸ごと一時間増えるとなると、頭では分かっていても、精神的負担が大きくなるのは避けられないでしょう。
試験内容についての感想は後々話します。
また、受験届記入専用時間と昼休憩の合計10分短縮プレスによって、な〜んか今回はやけにスパンが短くて切羽詰まってるな〜、なんて当日は感じてました。これも同じく個人的な思い込みですけどね。
②教科
では次に、とりわけ強く印象に残った教科ごとの感触・感想についてまとめていきます。
さて、ここで僕は画面の前の皆さんに、とある重大な事をカミングアウトしなければなりません。心して聞いて下さい。
I AM A SCIENCE MAJOR.
(訳:私は理系です。)
……はい。こんなモノを書いてるくせに文系ではありません。だから試験の終了時間がどうとか上記で騒いでいました。ていうか「理系」って英訳すると「science」になるのか。知らなかった……
いやぁ、僕がフォローしている方に、自身が理系である旨を公言していた方がいらっしゃるのですが、彼のページを発見した時はマジで感動すら覚えましたね……。
まぁ、それはそれとして。
今更ですが、昨今の大学受験事情に詳しくない方の為に、なぜ時間割が今年から思いっきり変更されたのかをここで詳しく説明しておきます。何となく知っている方はそのまま読み飛ばして頂いて結構です。(間違ってる事も書いてる可能性があるので鵜呑みにしないでください。)
今年度(2024年度)から共通テストで「新課程」と呼ばれる履修範囲が適用されます。「新課程」とは2022年度に入学した高校一年生から適用されている、新しい指導要領(カリキュラム)の事です。僕の学年が勉強していた範囲(旧課程)とは様々な差異がみられます。
例としては、
・数学Cの有無
・化学の熱化学分野に関する指導の変更
・情報の追加 などなど……
「共通テスト模試」であるこの試験にも、5月という早い段階から、様々な変更が加えられているというわけです。
しかしながら、当然新課程を履修していない僕のような浪人生も大勢いる訳で。
流石にそのままバッサリとは切り捨てられないので、「旧課程」用のテストも一緒に同じ会場、同じタイミングで受けられる事になりました。
事前に予想していたよりもかなりの親切設計で、解答用のマークシートにしっかり「新課程or旧課程」のマーク欄が設けられていたのを見て、普通に感心した覚えがあります。(←何様)
具体的には、同じテスト冊子の前半と後半でそれぞれ新課程用と旧課程用に区切られていたり、とかですかね……何だか世代の差(といっても一年)を感じるなぁ〜
僕はある教科を除いて旧課程を選択して受験しました。ある教科については後ほど言及します。
尚、当然帰宅後に自己採点なども一通りしましたが、全ての教科において明確に点数について言及するのは避けておく事にしました。あまり胸を張って言えるような点数ではないので(^_^;)
1:地理
やはりというべきか、当然内容は下の学年の進度に合わせて作られていたので、結構簡単でした。自己採でもすんげえイイ点数とれましたね。なにげに自己最高記録を更新してました。
まぁ浪人生だから、この時期は得意の教科だったらこれくらい取れないとマズイんですけどね!!HAHAHA!!
解く前は時間がかなり余ると予想していたもので、ついでに下の学年の『地理総合』もどんな内容なのか試しに見ておこうと企んでいたのですが、思ったよりも時間が余らず、振り返りだけで一時間経ってしまいました。無念。
2:国語
僕はいつも漢文から解くことにしているので、基本的に
大問4(漢文)→大問1(現文)→大問2(現文)→大問3(古文)
の順番で解いているのですが……。
今回から新たに大問3(現文)が追加されていました\(^o^)/
大問2までかなり良いタイムで終わらせ、よ〜し次で最後や‼‼と意気込んでいたその時の僕の気持ちを想像してみてください。大問3に遭遇した時はマジでヤバかったです。変なしゃっくりみたいなの出ました。(ガチ)
大問3の内容は、いわゆる、「データの読み取り」で、ここで時間がもんげぇ喰われた事を記憶しています。データの読み取りはどの教科においても面倒だね、言うまでもない()
何とか時間ギリギリで間に合わせましたが……、残念ながら大問3と古文の点数に関しては芳しくない結果で終わってしまいました。反省します……。
3:英語リーディング
てめェェェェェェ!!何してんだアァァァアア‼!!(迫真)
なんと大問が8まで増えてました。(前年は7まで)
あ?マークする空欄の数自体はいつもとほぼ変わってないし、そう目くじらたてる事ねぇだろ。何なら、長文読解の大問一つ一つの問は逆に減ってるから寧ろこっちのほうが良かったじゃん。とか言ってるそこのお前。
大問=読まなきゃいけない長文の数でもあるんだよおォォォオ!!!!
2023年度の共テを見習ったのか、登場人物が決まって三人でてくるあの例の長文読解までしっかりと再現されていました。河合さん有難うございました(怒)
僕の場合は残り五分くらいの所で解き終えられたのですが……正直、下の学年や初見の人達はかなりキツかったんじゃないですかね……
4:数学Ⅱ
僕、理系のくせにかなーーーーーり数学苦手なんですよね。やりたい事があって自分で進んだ茨の道なので、仕方ないっちゃあ仕方ないんですけど。
そんな僕に朗報です。問題数が殆ど変わらない上に、なんと時間が十分伸びました!!!やったねZenaちゃん!!時間が増えたよ!!
おかげさまで(数問を除いて)無事最後まで解き終える事が出来ました。余りにも旧課程の内容から代わり映えしなかったので、解き終わってすぐはページの不備を疑っていたくらいです。
……はい、もちろんカラクリがありました。
どうやら新課程の方々は4〜7の4つの大問の内から3つを選んでやる形式だったぽいですね。数学C新設の余波だと思われます。旧課程は4〜5の2つの大問の内から1つ選択だったので、解く大問の合計で2つ差があった事になります。(表紙を見るに、文系も新課程と同じ問題を解かされた模様。)
もちろん、全体の解答空欄数が釣り合うように調整は入っていたのですが……なんかそこら辺雑だなー、なんて解いた後は思いました。
まぁ後に、その思いを一層強めさせるトンデモないものが控えていたのですが……
5:化学
数問分からない問を抱えながら大問5に入ると、ページ上部に奇妙な記述を発見しました。
ん…?「『旧課程履修者等』は第5問又は第6問のいずれかを選択し、解答しなさい。」……?
大問6をチラっと除いてみると……
……わあっ!!!(歓喜)
エンタルピーさんじゃないですか!!!いつもお世話になってます!!!
さて、事情を知らない方に説明すると……、
旧課程の熱化学分野において、熱量の計算は少々ややこしいモノでした。具体的には、物質のやり取りを表す幾つかの化学式に、熱量が通常の和差算の要領で直接付随していました。
それが新課程では「エンタルピー」という概念が導入され、「ΔH」という記号を通じて熱量の計算に一定の独立性が保たれるようになったんですね。(←偉そうに色々並べていますが、正直自分でも100%理解できていません。聞き流して下さい。)
僕は旧課程の方が何となく苦手で、四月に入ってからは、コレ幸いとばかりに、新課程の方を解きまくってました。なので、「旧課程履修者も分かりやすい新課程のほう解いてエエで」っていうのは、僕にとって非常に嬉しいサプライズでしたね。
6:情報Ⅰ
ラストです。正直これが今回最大の地雷だったのではないかと思ってます。
さて、情報という科目がイチ試験に出てこなかった世代の方々は、いまいち情報という試験の内容にピンと来ないかもしれません。
それは僕も同じでした(泣)
共テ対策用の情報の問題集や、大学入試センターが事前に試作していた問題もあることにはあったのですが、その試作問題の難易度が問いによってかなりブレていたりした為、正直河合模試でどんな問題が出てくるかは、依然として不明瞭な状況にありました。
ぶっちゃけ、試作問題と殆ど同じ内容がそのまま出てたら七割切っていたんじゃないかと思います。僕プログラミングとか大の苦手なので……
そしていざ、蓋を開けてみると……、
超☆絶 簡単でした。
解いてる内に「あっ、これ8割行ったわ」と確信できたレベルです。それくらい簡単でした。
僕が四月に入ってから情報分野に関して何をしていたかと言えば、参考書を毎日読み進めていたぐらいで、それ以外は特に何もしていませんでした。その僕でも8割取れているので、今までの人生で情報の基礎知識が頭に入っていた人なら、今回の試験で殆ど満点近く取れている事でしょう。
ですが皆様、あの文言を覚えていらっしゃいますでしょうか?
そう……、4つ目に紹介した数Ⅱの最後の一文、アレです。
恐ろしい事に、旧課程と新課程では難易度にかなりの差が存在していました。
具体的にはプログラミングの分野ですね。旧課程では選択問題扱いで何とか”逃げの一手”が可能になっていましたが、新課程の方ではそもそも解答必須である上に、大問2つ分あるという鬼畜仕様になっていました。
下の学年に被害が出たのは言うまでもないでしょう。元々プログラミングが得意な人ならいざ知らず、僕みたいにプログラミングに対して発作が出てしまう人も一定数いるはずです。
僕の学年は「浪人が難しい可哀想な学年」などと世間や学校ではよく言われていましたが、実際は過剰に配慮が効き(嬉しいことではあるけども)、寧ろ下の学年がことごとく被害を被っていることに、この試験で漸く気付きました。
③まとめ
僕自身の結果としては……、超絶良い訳でもなく、かといってあまり悪いわけでもなく、この時期の結果としてはまちまちだな、と感じます。偏差値も、あくまでも僕基準でかなり高い数値が出てしまうのは間違いなさそうです。
(※ちなみにまだ正式に結果は出ていません。共テ模試の結果が出るのは受験してから、少なく見積もってもだいたい三週間以上後になります。遅い……)
今はまだ5月なので。履修がまだ追いついていない下学年に比べて、めちゃくちゃ良い結果が出るのは当たり前です。何ならこの界隈では昔からよくある傾向として語られています。
このままこの結果を維持していけるといいなぁ……頑張んなきゃ……
恐らく次回の共テ模試からはこんな悠長に感想は書けないと思います。今はまだほんの少しだけ余裕があるんですよね。流石に夏休み前には今の甘ったれた余裕も消し飛んでいる事でしょう。
何だか締まらない終わりかたですが、この記事を最後まで読んでくれた方、有難うございました。
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