あなたに知ってほしいこと。

ネコを愛する中学生(略してネコ愛)

あなたに知ってほしいこと。

あなたに知ってほしいこと。 

 思えば僕は、何かを続けてやることができなかったな。

好奇心で「これやってみたい」と思っても、最終的には飽きて「もういいや」となる。

そんな生き方をしていた。

好奇心で小説を書いてみるも、続けることができなかった。

作家はもともと小説を読むのが好きと母から聞いたことがある。

それを聞いて僕は、別に小説が好きなわけじゃないことに気づいた。

小説を書くことだって、最初は僕の頭の中でいろんな世界が生まれるからそれを文字に書き表すつもりで書いていた。


だから、今の俺には小説を気力がわかないんだと思う。


注意欠陥/多動性障害そう、僕はADHDだ。


これは一種の障害だ。

年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすもの。


世の中には僕のような人間のことも知らずに同じことができないことを教育ができていないだのなんだの言ってくるやつだっている。


そんな僕は今もそうだが、小さいころから人と付き合うのが苦手だった。

友達と呼べるような存在も僕の余計な言動で目の前から消えていく。


そんな人生が嫌だった。

変えたい自分だっていた。

だがそれは無理だった。

物事にすぐ飽き、最後まで頑張ってみることができない。

そんな自分に嫌気がさして現実逃避。

来る日も来る日も自分に呆れ、今ここにいる。


僕はまだまだ社会の端くれだが、そんな僕でもわかることはある。


それは前を向くことだ。


目標を決めたって達成できるかはわからない。


これを見ている大人達に問う。


あなたたちは知らないうちに僕たちのような子供に期待していませんか?


このくらいの計算は簡単だろ?


このくらいの動き、簡単にできるよな?


そんな言葉に認めてもらおうと僕たちは必死になります。

ですがそれが、僕たちに対するプレッシャーになり、結果的にはこの世から命を絶つ人だっています。


だから、今一度僕たちの目線になって考えてほしい。


もしあなたにできないことがあります。


大人からすれば1+1は簡単かもしれません。

ですがあなたは計算が苦手でできません。


それを見て大人は「そんなのもできないのか? こんな子が自分の息子だなんて恥だ」と言う。


どうです? つらくはありませんか?


自分は頑張っているのに、それを認めてもらえず恥だと言われる。

こんなことをされてきた僕からすれば、これは本当につらいことです。


何度死のうと思ったか。


何度我慢し続けたか。


だから僕は、前を向くと決めた。

いつまでも昔のことに悔やんではいられない。


親に馬鹿にされた。


ならその親を見返すために必死に努力する。

そうやって生きていくと決めてから僕の人生は変わった。

まだまだ親から見たらクソガキかもしれない。が、そういっていられるのも今の内だ。

いつか必ずお前らを見返す。

そう決めて生きる。


友達に馬鹿にされた。


それなら自分が一番得意なことでそいつを見返す。

苦手なこと得意なことを理解して、得意なことを磨き、苦手なことを克服する。

これが一番だ。


僕はこれから中学生になり、たくさん勉強して高校に行き、そこでもたくさん勉強して大学に行って、自分の学びたいことをいっぱい学んで会社に行って、そうなるためにも今は”自分の中”で目標を決めている。


人と決めるよりも、自分の中で決める方が達成しやすい。


なぜなら自分のことは自分が一番理解しているからだ。


だから僕は自分で決めた目標に向かって走る。

そんな僕を見届けてほしい。

たったそれだけのこと。

でもこれが、あなたに知ってほしいこと。

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あなたに知ってほしいこと。 ネコを愛する中学生(略してネコ愛) @nekonitukaesigeboku

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