第19話 嫌いじゃないと好きの距離(嫌いの理由編)
親戚の娘(仮)さんから、相談。
フェイク入ります。
えーと、カクヨムの規約に触れたらあれなんですが、親戚の娘さんは、webオンリーとか即売会とかに出入りする生徒さんです。
そういうところで、自分の作品をかいて発表したりしていることは、前に軽く触れたんですが、その作品に、規約違反になったらアレなんだけど
某乙女ディアの表紙の男士が
あんまりかっこよかったため、ついつい自分で真似してかいて(まあ習作でしょうね)
一人でにやけていたんだけど
友達とのLINEで男士の萌え話で盛り上がり
LINEに仲間内でだけ見せ合うためにその乙女ディア表紙丸パクイラストを投下
ぎゃあああああかっこいいいいいいいい!!
と、誰もが一度は通った道と言うことで、盛り上がる生徒年齢。
という話から始まるんですけどちょっと聞いて下さいな。
それが、著作権的にどういう問題があるのかは、私にもちょっとわかりません。
で、あくまで仲間内で、男士のかきあいっこが流行って、LINE上で生徒年齢らしいイラストだのSSだのを見せあいっこしているうちに、エスカレート。
アナログ絵を、学校に持って行って、休み時間に仲間で見せ合いっこしちゃったらしいんですね。
学校の校則ではアウトにはならないらしいんだけど、漫画や雑誌の持ち込みは相変わらず禁止らしいです。
それで、親戚の娘さんは、絵描きと字書きの両刀使いなんだそうで、イラストだけでなくノートに男士のちょっぴりだけBLな作品なども書いて(カクヨムの規約内に入る程度らしいです、そこは確認した)、娘さん同志できゃぴきゃぴやっていたと。
親が勉強しろ! と泣いて訴える程度には生徒年齢らしく楽しんでいたらしんですよ。
そこで出てくるのがゴリ活女子。
見せてって、何のことかと思っていたら、まあ薄々予想はしていたんですが。
その、男士の男祭男盛りノートを見せて(貸して)
だったんですね。
やっとそこまで話してくれたわ……。
そこから始まるゴリ活女子の粘着生活。何が何やらわからないんですが、やったら親戚の娘さんの作品とかあらすじを真似して書くようになったっぽいんですよ。
イラストも。
最初のうちはまだ仲が良かったので、ゴリ活女子に「見せて」って言われるがままに、LINEの中に入れていた乙女ディアの習作イラストまで見せていたらしく。
いや、凄い勢いで見せて見せて言われるので、ついつい見せちゃった、そこはガードが甘かったらしいですね。(だけど、まだ生徒年齢だしなあ……)
それ以来、ゴリ活女子が、自分が親戚の娘さんの作品をまねっこしながら、親戚の娘さんを「ぱくらー」言い始めたらしいんです。
で、「あなたのなんか全部パクリよ!!」って言うくせに、毎日のように、見せて、見せてって。貸して、貸してって。
「私の方がうまいでしょ」
とダブルスタンダードで
「私が書いたのであって、親戚の娘さんが書いたのではない。親戚の娘さんはパクリ」と
教室だけではなく行動半径の中で言って回るようになったらしいんですわ。
そもそも、親戚の娘さんは、男士の二次創作ですから、パクリと言えばパクリ。
だけど、二次創作にも悪いんだけど著作権は発生するんですよね。
二次創作の著作権を、侵害しているって言ってみたらって、この間、教えてあげた所
それを自分なりにかみ砕いてゴリ活女子に言ったらしいんですよ。親戚の娘さん。
ところがゴリ活女子は引き下がらない。
簡単に言うと、
「乙女ディアの表紙を丸パクイラストしたから、親戚の娘さんの創作は全部パクリ」
この一点張りで
「今まで親戚の娘さんを真似て書いたノートの作品は全部私が原案から作ったので私のもの。あんたが私のパクリ」
「その証拠に、私の方が出来がいいし、完結した作品もいくつもある」
と言って聞かないらしいんです。
どういうことかというと、男士小説の書きかけのを見せて見せてしつこいので貸したところ一週間ぐらい帰ってこず、その間に、まねっこしたあげくに自分でラストまで書き上げた→だからこの作品は私のもの。即売会で頒布する。
まで言われたらしい。
そりゃ、ノートがなければそうなるわな……と私も一部目から鱗。
「もうあの子にはノートも何も見せないけど、何で私がパクリパクリ言われるかわからない。それに、見せてって言われても貸さないようにしたら、ほかの子には見せるのに私に見せないのはイジメだって、先生にちくられた。先生はゴリ活女子の話ばっかり聞いて、私が雑誌や漫画を持ち込んだと思い込んで怒ってくる。私は雑誌や漫画の持ち込みはしていないですって言っても半信半疑っぽい。親にも相談しているが、こういう事って二次同人にはよくあるのですか?」
などと相談を受けた次第。
どう考えても親戚の娘さんがパクリ冤罪でいじめられているんですが、何故か
「ノートを見せてくれないのでいじめっこ」と言われるいじめまで来ているらしい……。
ちょっと連れてきて説教させて? と言いたくなったが、webの距離なのでそれも出来ず。
ゴリ活女子が何でそんな非常識な事やってるのかわからないんですが、確かに、親戚の娘さんは、生徒年齢にしては字も絵も荒削りながらうまい方に入る、何とも言えない魅力っていうか、勢いがあって面白いんですよ。本人が、明るくてあっけらかんとした子のせいか。
そういう、男士が好きで好きで愛が余ってつい二次同人しちゃった!!っていうあっけらかんとした子が、何でそんなトラブルに巻き込まれるのか、しかもこういうパクったパクられたは遺恨を残しますから、下手すりゃこの先10年単位でもめる事になる、まだ生徒の年齢でそれに付き合わなきゃならんのかと、色々思いを巡らしてしまってどうにも辛いです。
二次同人にも著作権は発生するので、親戚の娘さんが作ったアイデアやプロットや本文は娘さんのものです。譲渡する気はまるでないそうで。
そりゃそうだ。それだけやっておいて、お礼なのかご挨拶なのか知りませんが、くれたのは手作りクッキー数個なそうで。
そんな汚菓子とトレード出来るようなもんではないでしょ、男士への愛。
とりあえず、親連れて先生に相談に行ってくる事など、色々言ってみて、話を聞けるだけは聞いてみました。
この先どうなるのかなああ。
どうもゴリ活女子が嫌いで苦手なのは、最初っから、「見せて」って突っかかってきたからなそうですね。見せたくないものも見せて見せて言って、その場で、どうも、「私も同じ事考えてた」を連発したらしいんですよ。
「私も同じ事考えてた」って言って、どこまでも親戚の娘さんの話に食い下がってきたのですが、基本的に、その創作する女子グループでは、その発言嫌われたらしいんです。
自分が思いついたネタを、「私も私も~」ってやられるのって気分良くなかったと。
それで、身内で固まって「あの子のそういうところだよね」って話をしたら、「私を嫌うなんて生意気よ!!」ってぶち切れられて、前回の記事に至ると。
基本的に自分が思いついたネタは自分からは言わないんだけど、創作女子グループで盛り上がっていると必ずと言っていいほど「私も同じ事考えてたー!」と後出しじゃんけん始めるタイプだそうで。
おまけにノート見せてでまねっこ……。そりゃね。
「あの子のそういうところだよね」来るよ、まだ生徒なんだもん。
何とも言いようがない話なんですが、生徒年齢のお子さん達の創作で、似たような状況ってそんなにありますかね?
私から見ると、既に阿鼻叫喚……。
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