銀行強盗

トンケント

第1話

Aは呆れることしかできなかった。


Bが「銀行強盗をしようと思う」などと言ったためだ。

「俺には素晴らしい作戦がある」

Bには自信があり、しぶしぶ協力をするA。


作戦当日、空はよく晴れていた。

強盗マスクを被ったBとA。

2人は刃物を持ち、受付前へとやってきた。

「俺がどうなってもいいのか!?」

Bは自分の喉に、刃物を突きつけた。

「早く金を用意しろっ!!」

Bは空にも聞こえるように叫んだ。


Aは呆れることしかできなかった。

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銀行強盗 トンケント @tonkento

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