第28話 神生樹の儀
そして、俺達は俺の国に居た者たちのその後の者たちに会うことになった。
「初めまして、ジュマ様
私は、ジュエル・ノヴァ・フォルテと申します。
ジュマ様の知るところでは、ノヴァールの子孫に当たります。」
そして、俺はノヴァールの子孫に会っていた。
ノヴァールは、実は雛とヒイロの孫当たり、ノヴァールは、当時
『自分もおばあちゃん達と同じように私も旅に出たい!』
という事で、俺は余り関与せず
『行ってこい!お前のしたいことをする事が私達、ジュリアナの為になるから!』
そして、ノヴァールは旅に出て、その後、とある存在を倒して戻ってきた。
『ジュリアナ様!
私は、大罪を宿してしまいました。
私はこの地に居ては、魔族にこの地は襲われてしまいます。
なので、私はこの地を離れます。』
そう言って、戻ってきたばかりなのに、この地を離れようとして、当時の俺は怒り
『お前は、この地に居たいんだろ!
なら、居ろ!
私はお前がどんな存在になろうと私はお前を守ってやる!』
それから、ノヴァールの子孫は、大罪を自分が持っているからと、大罪を宿す可能性がある。
という事で、ノヴァと言う名前をミドルネームに残すことになった。
それから、幾年たとうと、その精神が残っており、ノヴァールの子孫はいずれ、ノヴァの一族と名乗る様になり、それに憧れた1部の民は、ミドルネームを付けるようになったと言う経歴があり、大体のものは、フォンや、俺から取ったリアナを付ける者が多かった。
結果的に、4種類のミドルネームを持つ者が出来て、いずれ、四大魔聖として、ジュリアナ守護隊と名乗る様になり、当時俺が亡くなる頃には、政治を守る4権分離という形になった。
分かりやすく言うと、守護に関する部門、武に関する部門、政治に関する部門、秩序に関する部門に分かれている感じで、それから別れたように4カ国出来てたらしかった。
「そして、私は武の管轄だったため、聖攻国家として、神聖ジュリアナ真王国を守っております。」
そして、話を聞くと、俺が亡くなる時、当時のノヴァの族長だったマルスの名を国の名前にしたらしかった。
そして、それ以外の者も俺に習って名前を国の名前にしたらしく、マキア、レアル、リフスになったらしいが、マキアの王が何故かティニーになっていたので俺は聞いてみると
「あぁ!私が王になった理由ですか?
それは簡単です。マキアの子供が王になるのを嫌がったので、私が変わりになってあげただけですよ!」
と言うが、薬指に指輪を付けて俺にチラッチラッと見せてきたので、俺は理解した。
『コレ、マキアの子供と結婚して、王をついでるやん!』
という事で俺はあえて何も言わずその場を後にした。
「という事で、俺はこのたび生まれ変わる事にした。」
そして、俺は地球で貰った神の力を切った。
次の瞬間、ドゴーンと言う爆音の後、木が現れた。
そこには、神樹の紋章と、昔雛を守ってた穴を宿した木が出来た。
『これから俺は実を落とす。
その実に触れる事を禁ずる!』
そして俺は意識をその実に移し、実を落とした。
『俺は・・・』
そして、俺は地球での事を思い出していた。
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