異世界英草記〜最弱の英雄に憧れて異世界転生したら草でした。〜

織柩メフィラド

第1話 エピローグ

ココはとある異世界のとある孤児院


「さあ!皆!寝る時間だよ!」


「はぁーい!ミリア先生!」


「はい、はい、落ち着いて!では寝る前の読み聞かせしますよ!」


「やった!」


「ミリア先生!またライスマン読んで!」


「はい!はい!分かりました!」


私、ミリア・J・ヘイセイは異世界人の末裔である。


これから話す物語は、私の曽祖父にあたる松本勇気(まつもとゆうき)別の名をライスマンと呼ばれた。

1人の男性(植物)とその最愛の妻にして、たった1人の同郷の女性の物語である。

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