お姉ちゃんダメなのかぁ。
吸血鬼の立ち位置は作品世界によっていろいろ違うけれど、やっぱり共存は出来ないのでしょうね……。
ゾンビみたいに見るからに死体なら諦めがついても、吸血鬼なら身体的には綺麗なものだろうし、諦めるのは難しいよね。
最初に攫われた時には、本当にそれが今生の別れになると実感できていたかどうか? ひょっとすると今も。かな?
しかし、「生と死のはざまは、ひとつの方向にしか進むことができない」良いフレーズですね。
ただ、ファンタジー世界の場合、色々な意味で抗う存在も登場したりしますよね。それが良いか悪いか、考えさせられます。
作者からの返信
コメントありがとうございます♪
よりゲーム的な世界観にするなら、「蘇生」や「よみがえり」もアリだと思いますが、私は「一度きりの人生を懸命に生きる」世界観を描きたいとの思いもあり、「死者→生者」はナシの設定としています。
石化したヴァンパイアたちは、サントエルマの森の禁忌庫に眠ることとなりますが、正直なところヴァンパイアたちの「その後」は特にまだ決めていません。
コノルはいずれサントエルマの森の管理にも関与するようになりますので、遠い未来、また対面することがあるかも・・・知らんけど(笑)
年経た弟と、十四歳の若さを保ったままの姉の対面は、それはそれで熱いかもしれませんね!ただ、仮に石化が解けたとしても、生き血を求める習性は変わらないので、どう描くか悩ましいところです。
石化されてしまったお姉さんを、壊さないでというコノル君の心を考えるとものすごく切ないです……。
いくらヴァンパイアになってしまったと言っても、すっぱり割り切れるものではないですよね。
魔法でもどうしようもない生と死、現実は厳しいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
コノルの頼みで、石化したお姉ちゃんは、サントエルマの森の禁忌庫に眠ることとなります…これがどういう運命をもたらすのかについては、作者もまだ決めかねているところです。
ただ、生と死を隔てる厳しい現実は、描きたいテーマの一つですので、そのように感じていただけて光栄です!