キャラクター・BRB編

本作のメインキャラクターとなるBRBメンバーの情報。


1:ヨハン・ゲオルグ・ファウスト(Johann Georg Faust)

愛称:ファジー※1

身長/体重:191cm※2/73kg 性別:男

配色イメージ:黒×赤+金 没年:1540〜

好き:学問全般、度数の高い酒、読書

嫌い:政治にお熱の学者、契約、ジャックポット


【外見的特徴】

スーツを身に纏う真っ赤な髪色をした山羊の悪魔。


【概要】

上級悪魔の一人にしてBRBの経営者。

その性格は傲慢不遜にして唯我独尊であり、

隙があってもなくても他者への侮辱や煽りが出てくる。それは直接的な言い回しから

回りくどい皮肉まで様々だが、暴言であっても所作や発音には

上流階級を思わせる美しさがある。品性はない。

そのプライドに相応しい実力を有しており基本的な魔術を一通り扱え、ほかにも

連続的な瞬間移動、

他人も通れる各層を跨いだワープゲートの生成、

異空間への収納・引き出し、

果ては空間切断によるほぼ必中の斬撃も可能としている。

悪魔の中ではこうした空間を操作する魔術はそう珍しいものではないが

ここまで使いこなせるのはとても稀。……なのだが、現在はとある契約によって

万全な杖に触れた状態でないと行使できなくなっている。

地獄に落ちてすぐ上級悪魔の座を奪い取りメフィストフェレスの補佐をしていた。

しかし300年弱経過した頃(約19世紀付近)にどちらも引退し、

その後は特に表舞台に上がることは無かった。

路上で怪しい薬を売っていた、

第二層で立ちんぼしてた、

違法賭博の胴元をしていたなどの話があるが実際のところの真偽は不明。

5年前に起きた『cay崩壊未遂事件』の解決後に

突如として債務回収代行会社を立ち上げ、

最上位の上級悪魔を殺すことで再びその座に君臨した。


【生前】

ある大学にて教鞭を執り、当時16人しか存在しない神学博士号を取得した一人。

しかし率先して生徒や庶民に魔術を披露する性質は隠秘主義者の反感を招き、

己を利用する人間への嫌悪や学問における権威が堕落した環境にあることに

虚しさを感じてしまいある時から長らく無気力状態に陥った。

ただただ書籍と知識に埋もれていた頃にやって来たメフィストフェレスと契約、

その後は彼の力を利用して酒に賭博に快楽にと世俗的な欲望に溺れていき、

虚無を誤魔化す術を知ることができる。

最終的に“明日”を諦めて自決したことでその魂は悪魔の手に握られた。


【余談】

新しい技術や研究が大好きであり、

アナログ/デジタル問わず次から次に取り入れている。

未知の研究に関しては「バカを虐めるのが好きなだけ」といいつつも

結果的に協力している。

しかし徹底的に詰めてくるため知識人にも一般人にも嫌われているのだとか。


※1……「曖昧」とか「もふもふ」とかの意味。

ファウストにとってはかなり火力の高い地雷であり、

そう呼ぶ相手が誰であろうと不快感を露わにする。

※2……角含まず。ヒールで8cm盛られているため、実際の身長は183cmである。

どうやらプライドとヒールの高さは比例しているようだ。


2:デイビッド(David)※イラストあり

愛称:デイヴ

身長/体重:160cm/56kg 性別:男

配色イメージ:黒×赤 出身:地獄

好き:アリア、ポトフ、料理を作ること

嫌い:アリアが悲しむこと、猪、無茶ぶり


【外見的特徴】

赤い肌に黒い髪の小柄なグレムリン。

小鬼のような角、矢印のような尻尾、

黄色い強膜と赤い瞳孔からもわかる通り一般的な悪魔。

 グレムリン特有の兎のような耳があり、とてもよく動く。

 タートルネックの下にアリアと揃いのスーツを着用しているが、

彼女に比べて“子供が背伸びしている”と揶揄されることがしょっちゅうある。


【概要】

BRB内で最も無力な第一階級の悪魔にしてアリアの嫁。

実力そのものは平均なのだが、BRBが規格外の[[rb:実力者 > バケモン]]で構成されているため

いじられがちなちょっと悲しい悪魔である。

料理は好きだが、色々とアレンジするため美味しくなるかは五分五分である。

常に失敗しても良いように少量で作っているのだとか。

そこそこ良い家の三男坊であり、真面目な母と厳格な父を見てきたためか

地獄育ちでありながら比較的マトモな倫理観をしている。

約束を守り盗みをせず、不要な殺しをすることもなく、

罵倒の時に品のない発言はあまりしない。

とはいえ積極的でないだけで暴力の選択肢は十二分にあるところを見るに、

根は地獄の悪魔である。

自分が他より無力なことを自覚しており、

人の心を動かすことも人を頼ることも得意。

また悪魔にしては珍しく、利他的行動をとることも多い。

でも決して自分を低く見積もることもない。

こういった点が彼を助けたくなるところなのだろう。

アリアのことは本当に大切に想っている。

いつか自分が死んでも彼女が平気でいられるよう、

彼女の”自分"が出来ていく過程を傍で支えながら見守っている。


【余談】

地上で勝手に人間を殺したことで前科持ちになったものの家族仲は良好。

彼の家族は獣人はバカで愚かで力だけは強い奴隷という認識だったが、

時間と説得とアリアの努力から彼女のことは例外として受け入れられている。

ただ、帰省すると善意ゆえに大量の料理が出てくるのだとか。


3:アリア(Alia)※イラストあり

愛称:特になし

身長/体重:175cm/86kg 性別:女

配色イメージ:黒×茶+赤 没年:1980〜

好き:デイビッド

嫌い:デイビッドの敵、水、刺激臭


【外見的特徴】

二足歩行のキャバリア。毛色はブラック&タンと呼ばれるものであり、

毛並みはやや巻き毛。黒く大きい目はどこか狂気じみており、

目元には化粧のような赤い模様がある。

真っ黒なスーツとタイトスカートを採用しており、

耳の付け根のリボン以外にこれといったアクセサリーはつけていない。

またシャツを着ることはなく、空いた胸元には被毛が詰まっている。

外では安全のためペタっとした靴を履いているが、

BRBの事務所内では裸足で歩き回っている。

なんでも靴は動きにくいから嫌いなのだとか。


【概要】

BRBメンバーの暴力担当にしてデイビッドの夫。

暴走機関車と瞬間湯沸かし器を兼ね備えており、口より先に手が出るタイプ。

よく吠えるため犬は犬でもキャバリアの皮を被ったポメラニアンである。

獣の特性が前面に出ていることを加味しても異常なほどに力が強く、

ふわふわの毛並みの下にある筋肉量は体重の面がよく示しているだろう。

デイビッドを何よりも大切にしており、彼を守るためならば

(自分を含めて)誰が死のうと関係ないというスタンス。……なのだが、

本質は自己形成が未熟なため依存することで充足しているところにある。

彼女には自分のやりたいことが見つかっていない。

その証拠のひとつが『好きなもの』の少なさである。

アリア個人は自我のないの暴力装置であればいいと思っている節があり、

行動理由の十割が『デイビッドのため』である。

今はゆっくりと自分の好きになれそうな物を探しつつ、

夫婦で仲良く暮らしている。

レシピ通りにすれば上手くいく料理が大の得意であり、

中でもポトフの火加減調整は第三層のシェフに勝るとも劣らないのだとか。


【生前】

周りに合わせるのが得意であり、人がすることを自分もするというスタンスだった。

人の顔色を伺うのも得意であり、またどんな時にも人の意見を聞いていた。

そこに自分はいないのである。

たとえどんな目に逢おう笑顔でいれば全て上手くいくと思っていたが、

そうはならなかった。


【余談】

生前の家族仲は最悪であり、自分から話題に触れることは一切ない。

死後に地獄で生活している時も常に会わないことを願っている。

また、結婚指輪をつけない理由は戦闘中に無くすのが嫌だからとのこと。

当の指輪は自宅にある五重ロックの引き出しで箱ごと保管されている。


4:テリオン(Therion)

愛称:テリー

身長/体重:194cm/80kg 性別:女

配色イメージ:赤 出身:地獄

好き:バビロン、スイーツ、ワイン

嫌い:帽子、ハイエナ、犬


【外見的特徴】

すらりと引き締まった身体をした二足歩行の赤いトカゲ。

女子校の王子様のような格好良さと色気がある。

借金回収に参加しない無いため基本的に私服だが、

一応スーツは所持している。

私服は気分によって大きく変わるが、概ねの傾向は

体のラインが出るトップス・ボトムスにオーバーシルエットの上着である。

その首には“666”と刻まれた首輪がつけられている。


【概要】

BRBの応接係。他の社員と違って回収に参加しない理由は

「アタシが出たら秒で終わっちゃうもん」

とのこと。BRBに所属してからは戦うことは無いが、

ファウストが(能力だけ)信頼していることは周知の事実。

誰に対しても当たりがキツく、基本的にカルシウムが足りていない。

常に全方位に喧嘩を売りに来るため分かりにくいが、

BRBの面々はそれなりに気に入っており社長に何かあった際は

いつでも社員に引き継げるようにする役も担っている。

地獄育ちに相応しい汚い言葉遣いと傲慢な立ち振る舞い、

それからシャーデンフロイデがよく目立つ。

一応、殺害・姦淫・詐欺辺りを悪事であると認識できているため

倫理観は(地獄の悪魔にしては)まともな方。

悪を理解した上で実行できるタイプなので躊躇いはない。

その正体は聖書に記された黙示録の獣。

普段の姿は頭の数を減らし翼を無くすことで並の悪魔に擬態している状態であり、

本来の姿は七つの首に七つの王冠を被り十の角をもつ

とてつもなく巨大な赤い竜である。


【余談】

実は嫁がいる。

けっこうな浮気性であり第二層で彼女以外の男女と歩いている姿がよく見られるが

それについては『最終的な居場所はアタシしかない』と考えているため

特にダメージを受けていない。

実際に二人で一緒の時はずっとイチャつき誰の話も聞かないバカップルである。

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