ウチの怪しい同居人
空都アキ
第一話「四姉妹のあずみさん」
以下のリンクはR18版になります。
https://kakuyomu.jp/my/news/16818093075340427411
本編
妖世界にあるアパート雅荘、そこの一部屋に四人の妖が住んでいる。
その四人には血のつながりはないが、姉妹として暮らしている。
長女のあずみは垢舐めの妖怪で、家事をして他の姉妹の生活を支えている。
台所の下を四つん這いになりながら醤油を探していたあずみはがっかりしながら立ち上がる。
「あらあら、お醤油が切れちゃったわ。早苗ちゃんに買ってきてもらおうかしら」
そんな事を考えていると部屋のチャイムがなる。
「はいはーい」
玄関のドアを開けると、大きな段ボールを抱えた、ぬらりひょんがいる。
「何かお困りごとかのう」
「あらぬらりひょんさん、ちょうどいいところに。お醤油ありますか?」
「ちょうど、もっとるよ」
「本当ですか?等価交換してほしいのですが」
思いがけない事に喜ぶあずみだったが、大小関わらず負の感情を察知できるぬらりひょんからしてみれば当然の出来事だった。
「そうじゃのう、水銀をコップ半分か、うさぎの肉はないかのう?」
水銀は現実世界で売る、うさぎの肉は儀式の為に必要なものであずみが持っていれば良し、なければ違う事で等価交換しようとぬらりひょんは考えていた。
「二つとも今は切らしてますね」
「それは残念」
残念とはいいつつ、ぬらりひょんはあまり残念そうな表情をしていなく、あずみの身体を舐めるようにみている。
「ならその豊満な胸を10分もませてくれぬかのう」
胸を揉むような感じで指を動かしいやらしい表情を浮かべる。
「それは、長すぎですね。3分なら」
あずみは左腕で胸を隠すようにしながら、右手で指を三本立てる。
「それは私に得は薄いのう、7分ならどうじゃ?」
「4分」
「6分」
「5分」
「わかった、5分ませてもらおうかのう」
あずみは、エプロンを外し椅子に座る。
その後、あずみは何度も絶頂し帰ってきた妹の真綾を襲った。
夕方になり、あずみは夕食を作っていた。
横で真綾はあずみの手伝いをする。
あずみのおかげで、今日も美味しいご飯が食卓に並ぶ。
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