どうやら義妹は私のことが好きらしい

白猫

どうやら義妹は私のことが好きらしい

第1話 義妹は私の事が好きらしい


私は星月愛菜ほしづきあいな

春休みが始まった頃、私は起きたあと母に呼び出されていた

3年生になる準備しないといけないんだても(特に何も無い)


「お母さん、再婚するから」

「……は?」


いや、なんで?びっくりするんだけど

親の再婚は嬉しいけどさ


「いきなり過ぎない?」

「まあまあ、それよりも再婚する人今から紹介するからここで待ってて」


どうやらもう家の近くにいるようだ

心の準備ってのもあるんだけど?

そしてまだパジャマですけど?


着替えに行こうとしたタイミンで玄関のドアが開く音がする


「愛菜〜。戻ってきて〜」


「はい……」


リビングに戻りソファに腰掛ける

お母さんが選んだ人だし問題は無さそうだけど


「えっと……愛菜ちゃんだよね。こんにちは、お母さんと結婚することになりました〜」


そしてお互い自己紹介をする

優しそうな人だね


私はその隣りに目を向ける

……驚いた。めっちゃ美人だった

何故かソワソワしてるけど。


「初めまして。星月愛菜です。よろしくね」

春波希はるなみのぞみです!よろしくお願いします!」

「うん。よろしくね」


それからお母さんに話しを聞くと春波家の2人は今日から家に引越してくるらしい。(今日!?)

部屋余ってるからまだいいか……


先に2人の部屋を割り振っとこうということで、1回はお母さんと叔父さんが1階の部屋。

私と希ちゃんが隣同士で2階の部屋だ。


引越し作業が少し落ち着いた。

部屋に戻りパジャマから着替え終わった頃に部屋のドアがノックされた

(今考えればなんで私パジャマで作業してたの?)


「どうぞ〜」


「えと……今大丈夫ですか?」


「希ちゃん?どうしたの?」


「私、愛菜さんが好きです」


「えっ?」


……え?いや、どういうこと?私たち初めて会ったよね?てか急になんで?


「ど、どういうこと……?」


「そのままの意味です。付き合ってください!」


この子本気だ。目がマジの目してる

ど、どうしよう。告白なんてされたことないから分かんないよ!


「ご、ごめんね。私まだ希ちゃんのこと知らないし、その気持ちは嬉しいけど、受け取れない」


この返しで合ってるの!?う〜……誰かたすけて


「そうですよね……」


希ちゃんは少し悲しそうに項垂れたあと、バッと顔を上げて


「絶対に惚れさせますから!」


そう言い残して隣の部屋に戻って行った


その後、引越し作業を最後まで済ませた頃にはあたりはすっかり暗くなっていた


リビングに新たな家族が集まる


「お義姉ちゃん!隣いい?」

「ん?いいよ」

「やった!」


急に距離近くなったな!


お母さんなんて

「あらあら。もうそんな仲良くなったのね」

なんて言ってるし


食卓には豪華な料理が並べられている


「「「「いただきます」」」」


あっ、この唐揚げ美味しっ

このお寿司も美味しい〜!


「お義姉ちゃん、あ〜ん」

「へ?」

「食べていいよ!あ〜ん」

「あ、あ〜ん」

「どう!?」

「美味しいよ」

「良かった!」


何故私は義妹にあ〜んされているのでしょうか


食べ終わって部屋に戻る


「お義姉ちゃん!」

「なんでここにいるの?」

「言ったでしょ?惚れさせるって」

「確かに言ってたけどさ……」


希ちゃんの顔が近づいてくる

え?何?


「お義姉ちゃん、好きだよ♡」


そう耳元に囁かれる


「ふぇっ!?///」

ねえ!ちょっと顔赤くなってる気がするんだけど!

やだ!

「お、お風呂行ってくるね!」

逃げるようにその場から去る


さすがにお風呂までは着いてこなかった


お風呂から上がった私は、希ちゃんにお風呂が空いたことを伝え部屋に戻ってきた


そしてベットに倒れる。

「ねっむ……」

疲れてたのか直ぐに眠りにつくことが出来た。


視界の端で少しドアが空いた気がするけど、

多分、気のせいだよね


♡♡𓈒 𓏸𓈒𓂂𓂃♡


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次回は希視点です

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