ミステリアスなやつってかっこよくね?
@widke1-Vispij-vogzax
第1話 やるべきこと
僕の名前はクルン・サーペント。探偵さ!
冗談は置いといて、僕にはなりたい職業というか存在がある。
それはミステリアスかつ最強であることだ!
昔、絵本をお母様に読んでもらった時に、アランという登場人物に魅せられたのだ。
その青年は素性がつかめなく、とても強かった。なので僕はすぐにその存在に憧れた。
憧れ始めた時は5歳。現在は8歳。この3年間で、できることといえば、たくさんの魔法の本を読むことだけだ。身体能力の向上は後でもいい。
今は魔法の勉強をすること。
並行して貴族としてのマナーや礼儀なども習っていた。ある程度の貴族としての振る舞いは大丈夫なはずだ、、、
おっと、身分紹介がまだでした。僕は公爵家の次男だ。兄が1人、姉が1人、妹が1人と4人兄弟だ。
兄はすごく優秀らしい。
なんでも王都魔法学園でのなんかの大会の1年生の部で1位を取ったらしい。
すごいよねぇ〜。ちなみに仲は良いよ!
続いて姉の紹介。
現在王都魔法学園の1年生。
んーーーー、特に言うことはない!!
次は妹。
可愛い。
いやぁ、紹介もクソもないな
両親の紹介はまた今度!
僕が今目指してるのは王都魔法学園。
5年制の学校で主に魔法や戦い方などを教えているんだとさ。
まぁ貴族はみんな王都魔法学園に行ってるから、両親がおまえも行けだってさ
当然、そこにいけば目立っちゃうから反対したんだけど8歳児の言うことは聞いてくれないみたい、、、、
だから今は頑張って算術とかを勉強してるんだけど、まじでこれいる?
めんどくさいんだけど。
方程式なんてやり方さえ分かれば計算ミスらない限り誰でも解けるだろ。
全くもって面白くない!!
歴史だってそうだ!人の名前とか覚えられるわけねぇだろ!
まぁ、けど入ったら入ったで面白そうだから頑張るけど。でもコネとかでなんとかならないのかなぁ。
まぁ頑張って勉強するか。
「クルン坊ちゃま。夕食のお時間でございます。」
「はーい!」
突然メイドのナラがノックと共に入ってきた。
普通入ってくるか?ノックだけでいいだろ!
要件は部屋の外で言え!
まぁそこまで怒ってないけど、勝手に僕のテリトリーに入らないでもらいたいね!僕がナニやってたらどうするつもりだったんだ!
まぁ8歳児に性欲はないけど。
階段を降りてみんなが座って待ってるであろうところにいく。
兄はインターンにいってるので今はいない。
お父様も仕事があるらしい。
だから家にはお母様と姉のセランと妹のリランと僕だけだ。
「クルン、今日は何してたの?」
姉であるセランが僕に聞いてきた。
「今日は算術を頑張ったんだ!図形の体積というものを勉強したよ!」
当然、魔法書のことは秘密だ。
言ってしまったら、姉の性格を考えれば絶対言いふらすからだ。
だから黙っておく。
ではどうやって勉強してるのかというと、こっそり図書室に行って魔法書を借りているのだ。
多分バレてないはずだ。多分。
(嘘ね。今日も図書室に行ってたわね。お母さんにはバレバレなのよ?まぁ本人は隠したいみたいだからセランには言わないけどね。)
そう、母親は騙せない。クルンはバレてないと思っているが、母にはバレている。
世の中の子供がいくら小細工をしようが母だけは必ずバレる。なぜだろう。母には子供の気持ちなどが分かるようになる読心術などあるのだろうか、、、
(なんだ?お母様から視線を感じる。まさか!
バレたか?!いや、そんなはずない。周りに人の気配などしなかった。大丈夫なはずだ。バレてないバレてない!)
「お兄ちゃん!食べ終わったら一緒に遊びたい!かけっこしよ!」
突然の妹からのお誘い。断る理由もないが、どこでするんだ?外はもう暗く、お母様も許可はしないだろう。
「別にいいけど、どこでする気なの?外はもう暗いから危ないし」
「んーー。お兄ちゃんの部屋!!」
無理に決まってんだろ。
「それはちょっと無理だね。だから今日はおままごとしない?」
「お兄ちゃん、、、8歳にもなっておままごとはどうかと思うよ?しかも男の子が」
おまえのために提案したんだよ!!
僕がやりたかったみたいに言うな!
あと男の子だからっておままごとしちゃいけないってわけじゃないよ!?
今はジェンダーレスの時代さ!
「いや、リランのために代案を言ったんだけど、
じゃあ!かくれんぼは!あれだったら家全体使っていいから面白いと思うよ!」
「やだ!!かくれんぼだとお兄ちゃんどこ隠れてるかわからないんだもん!あと私が隠れてもすぐ見つけて来るじゃん!!」
当然だ、魔法を使ってるからな。
卑怯とか言うなよ!?
戦場で卑怯などあるもんか!!
「ところでクルン。お父さんがそろそろ剣術や体術を習ってみないか?って言ってるんだけどどうする?お母さん的にはまだ早いと思うんだよね。体も全然大きくないし。何より危ないし、、」
ふむ、剣術に体術か。剣術はともかく体術には興味があるな。中には魔法や剣を使わず体術を使って軍団長まで上りつめた人もいるし。
やってみようかな
「体術はやりたいってお父様に言っておいて。」
「分かったわ。クルンが決めたことだからお母さんは口出ししないわ。頑張ってね」
「ありがとうお母様。そんなに激しく特訓しないから心配しなくてもいいよ。それに早く兄様に追いつきたいし!」
すると姉のセランが横から
「でも、まずは私を越さないとだねぇ。頑張ってねぇ?」
うざい。
本気で魔法を使ったら余裕だし!
真の実力を解放すればセランにだって勝てるし!
でも本気でやったら絶対お姉ちゃん怪我するし。手加減がまだできないからね。
「お兄ちゃん頑張ってね!」
うん。頑張る。可愛い。
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みなさん初めまして!作者です!
初めて小説を書いたんですけど、結構きついですね!
ですがこれからも小説を書いていくのでどうか
暖かい目でみてください!
これから表現の方法も勉強しようと思います!
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