ヒマリとルナ
「私が来たら、みんな静まり返るんだよ?残った私だけひとりぼっち。みんな、私のことが嫌いなんだよ………」
「
「光って言っても、私の光じゃないもん。全部、
「ううん。月がいなきゃ、私の役目もお預けだよ。もしも月がやめるなら、私も太陽をやめる!」
「それは絶対ダメだよ太陽。太陽のおかげで、みんなが朝、気持ちよく起きられているんだら………」
「眠る月と、起こす太陽がいなきゃ、この世界は成り立たないんだよ!だから、私は月が必要なの!」
太陽の言葉に、はっと目が覚めた。
「………そうだよね。私たち二人で、最強なんだもんね!」
「うん!私が月を照らすから、月はその光でみんなを笑顔にしてね!」
「太陽、本当にありがとう」
「こちらこそだよ、月」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます