第5話バカ先輩
僕が入社したては、鹿児島のなまりがあまりにもキツくて、相手が聞き取りにくいので標準語で話していた。
一度、鹿児島なまりで吉野家の弁当を頼んだら、オバサンが「店長!外国のお客様なので対応お願いします」と、言われたことがあるからだ。
ある日、仕事の最中標準語で話していたら、バカ先輩が、
「お前は田舎モンなんだから、田舎の話し方しろよ!」
と、言った。
コイツ、◯ろしてやりたかった。
すると、社用車を運転していた、同乗していたバカ先輩が、
「ここは、田舎道じゃねぇんだから、もっと飛ばせよ!田舎モン」
と、言った。
名古屋って、大いなる田舎ではないか。
名古屋弁喋る田舎モンのくせに。
コイツ、気づいたら僻地に飛ばされた。僕は同情などしない。
だって、バカなんだから。
愚痴あれこれ 羽弦トリス @September-0919
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