指差死幽霊ゲーム

透明Y

Prologue

何故か来たのかは分からない。

1…2…3…4……………15人。

大勢が集まった中で、

静寂とマイクのノイズの音が響いた。

『ミナさんようコソ』


皆が驚いたように周りを見渡すが、

そこには誰もいない。

『なんヤラ困惑しテイるよウですねェ』


「ここはどこだ?!」「お前は何者だ!?」「早く出せ!!」

という怒声や、怖い怖いと言い立てる者まで多くいた。


『ミナさん、シズカにしてくダサい』


みんなは有耶無耶、静かになった。


『さァ、それでは、楽しいタノシイゲームをはじめまショウ。』

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