第265話 空気の入替

昼、自宅に戻る。ただしこの後また一仕事。

せっかくなので、洗濯する。


洗濯しつつ、何か書き物もする。

30分もすれば、書き物も一つやそこらで来てしまう。

そうしているうちにも、洗濯機が洗濯を終らせてくれる。

うちには乾燥機能はない。


何がどうというわけでもないけど、

創作した書き物を、まずは干す。

どこにって?

この小説サイトだったり、ブログだったり、別のSNSだったり。

それから、ベランダの窓兼ドアを開けてベランダに。

今度こそ、洗濯物を物理的に干す。


かれこれ出来上がったものを抽象的にも物理的にも干して、

少し、休む。窓は、開けておく。

冬の冷気が、部屋に入り込む。

同時に、昨日からのよどんだ空気が、去っていく。

寒気とはいえ、換気が進むというわけであります。

かくして、新たな生命へと自らの身体を変貌させる。

進退のほうは、別に誰に伺うこともない。


そろそろ、先頭で飛び込めるであろう。

街中の銭湯が開く時間である。

さあ、出かけてこよう。

今晩は、仕事の後もつ鍋を食して来よう。

明日は、散髪に行くわけでもないから、大丈夫。


空気の入替は十分できた。

さあ、出かけよう。

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