第234話 生き言葉と死に言葉 自由の森バージョン
去る11月10日に別刺繍で公開したものを、こちらで少し改訂して掲載します。
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生き金と死に金
おカネにも、生き死にがある。
生きた金の使い方
死に金は、使いたくない。
言葉にも、同じことが言えやすまいか。
生き言葉と死に言葉
人を活かす言葉と、殺す言葉。
それもあるが、それだけではない。
その言葉によって何かが起れば、それは生き言葉。
何も起こせなければ、死に言葉。
この言葉は、私のものであって私のものではない。
先日完結させた物語の老住職様のおことば。
自由の森がかつてお世話になっていたお寺の住職さん。
実在とはいえない人物から教えられた、珠玉のおことば。
何より、その物語を紡いだ私への、激励そして戒めの、喝!
かつての自由の森を言葉で破壊することは、
自らだけでなく、今を生きる人たちを活かすため。
そのための、総括なのである。
目前の敵をぶっ飛ばすために、
こんな言葉を使えばいいってものじゃない。
芯から真に、自らを、対手を、そして他者をも活かすため。
総括と称して人を殺すこともせねばならぬ。
ただし、生命を物理的に殺すわけじゃ、ないからな。
そこ、勘違いするなよ。
カネもことばも、その生死すなわち生きるか死ぬかは、
その言葉を使う、あなたの舌先三寸にかかっているのです。
そう、舌先三寸、筆先のキーボード。
そこに、すべてをかけて!
生き言葉を多く、死に言葉を少なく、ね。
もう少し、あの頃を総括せねばなりません。
ここまで来たら、とことん、やり抜く所存であります。
押忍!
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