第219話 リストラの先にあるもの

リストラクチャリング いわゆる リストラ


大体の意味においては、余剰人員の追放(削除)で使われていたね。

要するに、無駄の徹底排除による効率化。


そんなもん流行る前から、私の人生は、無駄の排除の連続だった。

なぜなら、無駄なゴミを押付けてくる団体があったからな。

どことは言わんよ。自由を標榜する子ども社会主義の団体。

人呼んで、オウムのサティアンも顔負けの世界。


 排除して得たもの


何より、自由。

これは大きい。何よりこれがないと意味がない。

金を稼ぐ手法。

これには少し時間がかかった。こちらの方針の徹底に。

そして、時間。

ゴミにまとわりつかれる時間は極限まで減らした。

ただ、削除できたと思ったら次のゴミにまとわりつかれたが。

それでも、何とか形が整った。


気が付くと、すでに50代半ば。

今がその、リストラの先にある地点。

自由と自分らしさを確保するためにかけた時間と労力と金。

そこで得たもの、失ったもの。

いちいちここで列挙してもキリがないので、

ここでは何も言わん。


ともかく、今この地点にいる私。

これからが、リストラという名の改革、

いやそれは生ぬるい。革命ですよ、革命。

ま、それはどうでもいい。その果実を回収するとき。

その先に、どんな未来が待っているのであろうか。

結構楽しみな、今日この頃。

 

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