第193話 スカタンにやられた夜、そして・・・

1964年10月10日。

東京は!!

正規の東京五輪・開会式の日。

大阪は・・・?!

甲子園球場だけど、日本シリーズ第7戦。しかも、夜。

阪神対南海 第7戦。1対0で南海が勝利。

1回の野村とハドリの連打でとった1点を死守。


OK. I will pitch!


外国人は連投なんかせんぞと思いつつも、

初代親分・鶴岡一人監督はジョー・スタンカ投手に打診。

その答えが、これ。

そしてその結果が、さらに上で述べた通り。


スタンカの投げた球は、代打に出た名手三宅秀史のバットに当たらず。

その玉は、4番捕手の野村克也のミットに収まった。

かくして、試合終了。

スタンカは、このシリーズのMVP。


スタンカは、関西の他球団ファンに「スカタン」とも呼ばれていたそうな。

そう、スカタンにやられたんやぁ~。


実はわしも、ある意味、スカタンどもにコケにされる人生を送らされたな。

特に、幼少期のあの地周辺や。

子どももそうなら一部の大人もそうや。

スカタンなんて、エエモンチャウデ。

無能や雑魚

そう言いたくもなったわ。

もちろん、皆が皆そうであったとは、言わんよ。

ただし!

その人がたまたま、などと抜かす平和主義者との問答など無用である。


野球の勝敗ならしゃあないけど、あれは今でも気分が悪いわ。

奴等をこの地で叩きのめして二度と浮き上がって来れないように。

少なくとも、わしの敷居に上がって来れないように。

それが、わしの創作の基本ポリシーである。


文句ある奴、失せろ。問答無用。

以上。

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