第133話 ふと気が付いて・・・

大学を出て間もない頃。

ふと、気付いた。

あの頃のことについて。

そう、自由の森。

あの地で出会った人物。

複数人、皆女性。

男性はとりあえず除外。


ちょ、ちょっとまてよぉ~。


あの頃の彼女ら、今の自分より若かったってことになるわな。

そう言えば、新卒なら20歳。よくて21歳。

大体が、短期大学を出て新卒で就職してきた人らってことや。


そうか・・・。

そんな人間らに、人の人生の重要な時期を丸投げするとは、な。


??? ・・・ !!!!!!!


ユーチャーわりーけど(*1)!

短大出て間もないねーちゃんどもやないか!

そんなネエチャンどもに、何がデキルンじゃ!

テキトーにエー加減に仕事しくさりやがって(*2)

ましてや、人の人生の最も大事な時期に!

このわしによーもなめくさった真似してくれたのう(*3)!

わしも、随分見くびられたもんや。


その怒りは、自由の森の幹部職員に報復弾として投げつけられた。

彼らは、気付いていただろう。

あの元少年がいつか、自分たちに報復弾を撃ち込んでくることを。

いつ撃たれたの? 今でしょ!

ってか?!


・・・・・・・ ・・・・・ ・


*1 (はっきり口に出して)言っては悪いが

*2 適当かついい加減な仕事をしてくれましたね

*3 この私によくもなめ切ったた対応をしてくれましたね

それぞれ、上記の意味の岡山弁バージョン。

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