第48話 住めば都?!

住めば都

意味:どんな所でも、住み慣れるとそこが居心地よく思われてくるということ。


岡山市内のある短期大学を出てすぐの保母が、ある小学生の少年に言った。

それがこの言葉。

彼女はその後、5年間にわたって自由の森で保母として奉職した。

就職後まもなく、自由の森は郊外の丘の上に移転。

その地に彼女は、正味4年10カ月程度いたことになる。

その間、彼女にとってその地は、住んで都だったのだろうか。


その言葉を聞いた少年。

彼女よりもさらに2年、移転先のその地にいた。

住めば都と思ったことがあったか?

その質問に、彼は迷うことなくこう答える。


寝言は寝て言え。あの地の絡む地域には、死んでも住む気はない!


その言葉で、御賢察下さい。

ってか?

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