第5話 エロは不滅です!
名を体(たい)だけでも合わせた、丘の上の自由の森。
かつて木造の園舎の倉庫代わりの部屋にあった大事典。
昭和の図書館には何十冊と並んでいた、あれね。
かの作家氏は、歴史上の人物で気になった人をひいては読んでいた。
他の子らは、必ずしもそんなことをしたわけでもない。
それはこの際、問わないでおこう。
問題は、横割にした後のC寮の食堂研修会場の片隅の本棚にあった事典。
この中で、あるイラストだけが切り取られていました。
そのイラストは、この言葉の解説で付されていたものでした。
処女膜
その建物内、中高生のそれも男子ばっかりだぜ。
あったはずのイラストは、いつの間にやら、誰かが切り取っていました。
なぜそんなことをしたのかは、問わない方がいいでしょうな。
自由の森でも、エロは不滅です!
ってか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます