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高鳴れば粉々に散る山桜
花散る雨みな磔になる路上
フロントの白髪は染めず夕桜
闇空のこの棺より蝶昇る
茫々と神話は
何らかの扉を隠す春の雲
まだ見えない享年持って散る群衆
影を与えられし葉桜午後三時
地球へと蝶は落ちゆくリラの花
その座蒲団凹ませた奴いま死んだ
虫籠の片隅にある大気圏
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