性癖のままにシーンだけ書く奴
@miKe-takashi
スキル:魔力吸収 ただしエロ
一年前、私達は異世界に召喚された。
その時に得た特異能力は魔力吸収。大気中に存在する魔力を問答無用で吸収してしまえる上に魔法として加工された魔力すら吸収する力だ。
ただ一つの欠点を除けば最強の力だったのに・・・。
「・・・っ、く、あぁっ♡」
私たち─共に召喚された高校の同級生達目掛けて魔王の魔法が放たれる。
直径10メートルはあろうかという巨大な火の玉が私達を飲み込む寸前、私はスキルを発動する。
摂氏3000℃を超える灼熱が、それを構成する魔力へと逆変換され私のナカに吸い込まれる。膨大な力の奔流が全身を駆け巡り、私の性感を刺激する。
その衝撃に私ははしたない声をあげてしまう。
これが魔力吸収の唯一の欠点。魔力を吸収する際に全身が性感帯になったかのような性的快感を受けてしまうのだ。
魔王の放つ魔力なだけあって瞬時に吸収し切ることができない。
全身を巡る魔力がゆっくりと減速していく間にも私の体は淫な快楽を発し続ける。
「あっ、くぅ・・・はぁ♡」
無意識に下腹部へ伸びようとする右手を左手で握りしめて胸に押し当てるように堪える。それでも太ももをモジモジと擦り合わせるのを止めることができない。
「我が爆炎を防ぐとは見事也。しかし一撃で随分消耗しているようだが、いつまで耐えられるかな?」
魔王はそう言って先程の火球をさらに凝縮し始める。超高密度に圧縮された熱源はプラズマと化し、やがて赫い灼熱は紫紺の雷光へと変じていく。
「喰らうがいい!黒き雷神の抱擁《エンブレスブラックサンダー》!!」
天災そのものと言える豪雷が降り注ぐ。直撃すれば即全滅するであろう一撃を私はスキルの力で吸収する。しかし・・・・・・
「ああああっっ♡♡♡」
瞬間、私の秘裂から滝のように愛液が吹き出し下着とレギンス、ショートパンツをびちょびちょに濡らす。
雷から戻された魔力が全身に叩きつけられた性的衝撃で瞬く間に絶頂したのだ。
そんな破滅的な快感に耐えられるはずも無く私は瞬時に意識を手放した。
「ふっ、他愛無い」
嘲笑を浮かべる魔王の前には、股から洪水のように潮を吹き、掻き消し切れなかった雷撃で半裸に剥かれ、白目をむいて失神する女が横たわっていた。
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