第40話 血戦 弐
オニの刃が主人公を捉え始めた。また、主人公の刃もオニの動きを捉え、斬撃が決まり始めた
オニも主人公も必死になり、己の攻撃を当てようと速く力強くと体に願う。主人公が押されはじめた。ハアハアと荒い息を吐いて肩が大きく揺れている…段々と攻撃が当たらなくなり、視界が霞んでいたその時視界の隅に今までの隊長の姿が見えた気がした。もう一度構えをとり、
オニを見据えオニに狙いを定める。気の流れを刀に集中させ、更に細かく刃に練り込むオニがそれを見て昔の隊員の攻撃を思い出し防御の構えをとる。気を練るのをやめず、只ひたすらにに刃に刀に気を練り流す、ふと何処からか隊長の「勝て!!」と言われた気がした。気の流れが刀に全て流れた瞬間瞬きすると主人公の姿はなくオニが呆然としている。ザシュと音がなり風と炎の音がした。オニは心臓を斬られていた。
痛みがなくオニはモヤを出して、仮面を残し消えた……
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