第5話 実戦

オニの気配がする。というよりわかる

オニ独特の気がする吐きそうになり、グッとこらえオニの気をさらに詳しく調べ位置を探る。

伊平さんとの訓練が活きていると思うと努力のかいがあったと思う。伊平さんはこう言った

「オニは黒鉄の刀で心臓を断つ以外は日光もしくはバラバラにして体が蘇生できないようにするしか殺す方法はない」そう言った。オニは人を食えば食うほど強くなるがその分日光への耐性がなくなるらしい。だから今昼間から薄暗い森で一人にするかと刀士郎は思った。

オニの気配が近くなる上から大人位の体格のオニが降ってくる刀で攻撃を受け、確実に心臓に刃を刺すすると動かなくなりやがて鎧だけが残り、それ以外はすべてモヤになって消えた。気は途切れることなく主人公を守っている。強くなった。そう心の中で呟く

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