第13話 サラのイメージ
ウルさんに魔力の動かし聞いてから3日後
セイとサラとシスターは毎日座禅を組みながら自分だけのイメージを模索していた
「(俺の魔力は何ができるんだろ?)」
「やっったー!」
「ん?どうしのサラ?」
「魔力が少し動いた!」
「「えっ…!」」
「良かったねサラ!」
「おめでとう!(マジか、早くね?)」
「ありがとう!」
「それで、サラは何のイメージで動いたの?」
「ふふ、それはねカイをおもいきりビンタイメージ」
「「は?」」
「魔力が全く動かなかったからムカついてきてね、カイがやらかした時の思い出が出てきたから、おもいきりビンタしてみたの!」
「「……アッハハハッ」」
「それで動いたの?」
「うん!」
「はぁ、ならビンタがイメージね」
「…?どうして?」
「だって、カイのイメージで魔力動かないでしょ?」
「多分そうだと思う」
「ならビンタじゃない?」
「う~んの多分?」
「ならビンタだけで、魔力を動かして見たら」
「…!そうね、やってみる」
~10分後~
「それで、どうだった?」
「うん、動いたんだけど何か違うみたい?」
「ねぇサラ?」
「なにセイ?」
「もしかして、何かを叩くのが正解じゃない?」
「どうゆうこと?」
「多分だけど、カイをおもいきりビンタして魔力が動いたなら、叩くのが正解かなって」
「それもそうね、サラやってみたら?」
「うんやってみる」
~5分後~
「動いたー!」
「「!!!」」
「サラ!動いたの?」
「うん!セイの言ったとおりにしたら、最初は少しだったけど、魔力で叩くイメージで動かしたら普通に動いた!」
「そうよかったわね!今日はお祝いしなきゃ」
「やったー!」
「おめでとうサラ!」
「うんありがとうセイ!」
その日はサラのお祝いをし
セイも自分のイメージが見つかることを祈った
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