更新お疲れさまです。

今話を読み終えて、体が貫かれる想いです。
余韻が凄まじく何と書いたら良いのでしょう……


毒に蝕まれているノアの姿は読む速度が止まるほど悲惨で目を背けたくなりました。

リラの目を通して見る
悲惨だけど、どこか高貴で美しさがある彼の姿。
苦しくも淡々と彼の容態が描かれる様子。

その両方のおかげ物語に没入できました。
とにかく言葉選びが素敵でした。


そこから一転する解呪の場面。

私はもちろん、リラが何をするつもりなのか知っています。
知らないのはノアだけだという状況がこんなにも映えるとは！
知っていたらノアは絶対止めますからね！

リラの内情と呪いが体から出て行くノアの姿。

ノアが助かってよかったという気持ちとリラのこれからを心配する気持ちでぐちゃぐちゃになりました。

最後になりますが、リラが我儘を聞いてほしいという場面。

本当にここから最後までの言葉、文章。
全てが好きです。
全てが収まる所に収まっていると感じます。
最高です！