海外旅行の黒歴史

青木桃子

第1話【黒歴史】海外旅行パリ編

 桃子が海外旅行に初めて行ったのは、学生時代。研修旅行という名のただの旅行でした。


 行き先はフランス、パリ。


 エッフェル塔

 ルーヴル美術館

 シャンゼリゼ通り


 きゃわわわ。テンションあがってはしゃぐ学生。わたしもワクワクが止まりません。


 初めての飛行機、初めての海外旅行。

 しかし、フランス語をよく知らず、学生時代に習ったふんわりとした英語で行くことになります。


 空港で友達と待ち合わせをしたのですが……。友達は彼氏としばしの別れを惜しんでいたので、近寄れないです。二人の世界に入っているね。わたしは残念ながらその頃、彼氏はおりませんでした(*゚∀゚)


 さて、ぼぼ学生しかいないエールフランス航空機に乗り、フライト🛩️


 その頃はロシアを経由し、シベリアで給油したのかな? 無事、フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港へ到着。そこからバスに乗りパリへ向かいます。


 きゃわわー(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)はしゃぐ学生。


 バス移動で一通り街をぐるっと回り案内すると、待ちに待った自由行動です.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.

 仲間と目的地に向かって歩きだします。複雑な道。あーだこーだ話していた。しかし、小腹空いていたので、とりあえずマク〇ナルド🍔🍟で、食べることにする。学生仲間が並んで店員さんに拙い英語で注文した。


 すると友人が震えながらトレーを持っている。よく見ると頼んでいないビッグマック。しかもコーラが巨大だ。日本にはあんなでかいコーラはない。どうやら友達は英語で注文したが、通じなくて巨大になったもよう。


 その当時、フランス人は国内では英語をあまり使わなかった。たとえ英語を知っていたとしてもアジア人にいじわるしていたと聞いたような……。


 さて次はわたしの番です。拙い英語でハンバーガーを注文。やはり通じない。周りも人が多くて騒がしい。わたしは大きい声で「だーかーらぁ~。このバーガーで。飲み物はMにしてください!」


 店員さんは少し考えて、了解する。

 トレーの上に商品を置く。

 ドキドキ💓 なんと注文通り!


 あ~ヤッタァ桃子の英語通じた!ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪


 席に着き満足顔の桃子。


 友人「桃子すごいねー。日本語で話しているのに通じるなんて」

 桃子「え……? 日本語??」

 友人「うん、なんかびっくりした。堂々と日本語で話していて、桃子って心臓に毛が生えているのかと思ったよ」

 桃子「……」


 英語で話してるつもりだったの~恥ずかしい(〃ノωノ)💦



(次はハワイ編に続く)

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