2024年4月12日 モチーフ探しにインターネットの波渡る

 今日も今日とて改稿作業に頭を悩ませていた。


 プロット云々よりも、まずはキャラ設定から見直さねばならぬと思って、登場人物たちの掘り下げを行っていたのである。


 ところで、皆さんは小説を書く時、どのようにして登場人物の設定を練っているだろうか。


 好きなキャラクターの模倣、物語から逆算して抽出、直感、性癖のキメラ、色々な作り方があると思う。


 私の場合は、まず核となる設定を決めてから、それを最大限活かすためのモチーフを探し始めることが多い。


 まずは目を瞑って設定に合いそうなモチーフを探す。

 私はモチーフを文学作品から持ってくることが多いので、過去の読書経験から類似点になりそうなものを脳内検索する。


 合致する作品や登場人物(それも、著作権が切れていればなおのこと良い)が見つかれば万々歳である。


 が、大抵の場合はそんなにすんなりとは見つからない。

 経験上、5分考えても何も出てこない場合は一生出てこない。


 仕方がないので、こうなったら人類の叡智の結晶ことインターネットにすがりつく。


 核となる設定から類語を抽出し、それを検索窓に打ち込む。

 「◯◯ 作品」といった具合に、そこそこ有名な作品でこのテーマを扱ってないものかと、リンクを踏んでページ間を飛び回り、wikiを読む。


 今日はそうやってひたすら電子の海をサーフィンしていた。おかげで眼精疲労がすさまじい。


 だが、先程やっとキャラ設定に活かせそうなモチーフを発見したので、今日の調査は終わりである。お疲れ様でした。

 記念として、モチーフはキャラ名に変換し、分かる人には元ネタが特定できるようにしておいた。


 具体的なことを何一つ書いていないから、読んでる人もちんぷんかんぷんだろうとは思う。


 私はこうやってキャラクターを掘り下げているし、モチーフがある場合は、大抵元ネタを捻じ曲げてキャラ名にしている。


 もしも興味があるのなら、考察でもしてみるといい。私から読者への挑戦状みたいなものだ。


 ねっむ。

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