第2話片思い しつこく聞くのはだめです

そうたは誰にでも優しい。悪く言えば自分がない、、、そう思ってた。けど、庇ってくれるなんて聞いてない!

あの日から目で追っていた。ちょっと馬鹿だけど、相手の気持ち考えられる優しい人なんだなと思ってしまった。話してても楽しいし、てか、笑顔可愛すぎだし、、、


これは恋だ。


噂で私の事が好きということを聞いた。帰りそうたにかまをかけてみることにした。

「好きな人いるのー?」

「いるけど、、」

「誰ー?教えて!」

「えー、、ひみつ」

「おしえて!最初の文字だけでも!」

「はから始まる人」

クラスに『は』から始まる人は私だけだ。確定。でも分からないふりをする。

「えー、誰だろ、、、わかんない」

「、、、」

彼は黙った。そして、

「もっと自分に自信もっていいと思うよ」


家に着いた。

え、かっこいいんだが。やば。そんなこと言ってくれるんか。何それ。優しすぎる。騙されちゃってるところかわいいし、心配になるよ?でもまじ尊い。なんか涙出てきたわ。あー好きだな

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る