SCP-0003-RYO もにゃもにゃの思考
アイテム番号:SCP-0003-RYO
オブジェクトクラス:Safe
特別収容プロトコル:サイト-102内への収容を申請、監視の結果収容を許諾され収容中。
収容の際は1室に1体、Cクラス以下の職員での監視、研究の上、特性を把握する。
当SCPは思考に小規模の影響を及ぼす恐れがあるが、現状判明している影響は言動に関して若干の整合不合を起こすのみである。
見た目に関しては体長3㎝程の丸型、白い長毛が全体を覆っており、【解読不明】のような見た目。手足はない。
新たな異常性を認められ次第、新たなオブジェクトクラスとして分類される予定。
発見経緯:[削除済み]市に位置するコールセンターで働く協力者により、室内で無作為に聞こえる鳴き声に調査隊が派遣された際、新たに発見されたものである。
その際にSCP-0003-RYOと50㎝程の位置にいた社員は「何か今日全然頭が働かないんだよなー」と発言しており、その日SCP-0003-RYOは分速30cm程度の蛇行を繰り返し、SCP-0003-RYOが移動した先では同様の現象が複数起こった。
財団への収容の必要性を見るに当たり、今回は収容室にて2日間の監視を行う。
記録ログ SCP-0003-RYO-1:
日付:[REDACTED]
場所:サイト-102内のSCP-0003-RYOの収容室
SCP-0003-RYOは静止した状態であり、何ら異常な挙動は観察されなかった。SCP-0003-RYOの振る舞いに関する観察を継続する。
記録ログ SCP-0003-RYO-2:
日付:[REDACTED]
場所:サイト-102内のSCP-0003-RYOの収容室
SCP-0003-RYOは収容室内を移動し始め、壁に接近しては一瞬で反転し、反対方向に移動するという行動を繰り返した。この行動は異常なものとして記録されたが、SCP-0003-RYOの目的や動機は不明である。研究チームはSCP-0003-RYOの行動についてさらに調査を行うことを決定した。
結論:
SCP-0003-RYOは現在、安定した状態にあり、特に異常な挙動は観察されていない。しかしながら、SCP-0003-RYOが引き起こす影響の可能性を考慮して、引き続き監視および研究が行われるべきである。
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