第三部の登場人物紹介
例によって同時公開なので、新着勢は一つ前からどうぞ!
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〇カーラ(&シエラ)
いつも通りの主人公。真龍にチートの質量ともに負けている気がする。家事各種は勉強中。
〇ジェニア
ベッケンスさんの奥さん。同い年の幼馴染夫婦。言葉遣いが丁寧なのは商家の出だから。
ベネレイト村には村ができる時に夫婦で移住してきた。
〇麒麟の子:リン(仮称)
名前はまだ誰も教えて貰ってない。片言だけどそれなりに良く喋る。
なぜかカルセストに懐いている。城塞の住人も、仕事で来る龍のひとたちもだいたい好き。
旅の間はリンと呼ばれている。麒麟のリン、しんぷるいずべすと。
〇『緑洋の』フェアネスシュリーク
エルフ族の超級召喚師、イードの師匠。普段は第一部で砲撃を受けていた港町、レメレに住んでいる。
白髪白髯、緑の瞳。属性は風大水中光大。エルフ族に光属性は滅多に出ないが、出ると問答無用で大以上になる。治癒は使えない。
ハイエルフに自己進化してるので、エルフ族としてはまあまあの年長さん。見た目は髭を考慮しない場合は壮年のイケおじ、海と魚を愛する、職業召喚師にしては割と陽キャな人。
まあこの世界の人系上位種は魔力と寿命が伸びるだけ、みたいな感じなので、あまり大仰な存在ではない。レアなだけ。ぶっちゃけ超級持ちな方が凄いっていう。
〇モンテイード・ハルマン:イード
国境城塞のヌシ、もといハルマナート国第20王子。超級召喚師。
色々と謎なところが多い。師匠の前だと言葉遣いが変わるので地味に書きづらい。
〇ランディ(仮名)
真龍族の超級召喚師、フェアネスシュリークの師匠。イードは大師匠と呼ぶ。およそ千歳くらい。一応真龍なのと本名は隠している。
人型の化身はストレート白髪に髭はなし、黒い眼の美男子。真龍としては純白の姿。属性が風特大水中光特大。
真龍としてはまあまあ若い、というか一番年下。
真龍族は基本的に大陸の人の営みには原則関与しない姿勢。まあ個人的にいろいろ思うところはあるようだが。そして神々と真龍は割と仲が悪い。双方とも、全員とではないけど。
気さくな好青年風の人格と尊大で如何にも上位種、な人格を演じ分けているが、本質はどっちかというと気さく側。
ただ、そっちを表に出し過ぎると他の真龍の不興を買うので出すに出せないとかいう話。
〇カルセスト(・ハルマン)
イードの兄、第16子。カーラさんとは初対面からあまり仲が宜しくない。
実は初登場時以外は地味に表情と口調が合致しない状態が続いていた。
自分で自分の告発文書を書いたり、挙句の果てに自分で一番重要な鱗を割ったり、傍から見て、大分やけっぱちに見える行動が目立つ。
一の鱗を自分で割るのは、自分から王族を離れるという意思表示でもあるので、彼はもう王族としての姓は名乗れない。
属性が風中水中光闇相殺に変わってしまっているが、使える魔法に変更はない。
カーラさんの魔法の副作用で髪が伸びたのを、そのままにしているので現在は金髪セミロング。眼の色とかは変わってないが、龍の王族時代は実は襟足の髪を伸ばすと青かったのが、今は全部金髪になっている。
なお契約召喚獣はケラエノーのみ。
〇黒鳥(通称):レン(仮称)
本名不明、サンファン国守護聖獣四聖の最若手、黒鶴の聖獣。属性は風特大闇大火小。小といっても人間だと中相当。闇もカーラさんは特大だと思ってたけど聖獣的には大。もっとも闇属性はカルセストとの契約時に比べて明らかに増えたらしい。
カルセストと特殊な契約を結んだものの、その契約に絡めとられているという、本人としても不本意な状態だった。おまけにどこかの儀式魔法の若返りの作用を喰らってたり、神罰の楔も付いてたりと、割とグダグダ。契約はカーラさんが消したものの、影響は残っている。
現在人の化身が少年状態になる不具合発生中、本体も本来の年齢より半端に若い状態らしくて、種族の割にぱっとしない。おまけに精神まで逆行気味で素直な子供になってる不具合、あくまでも、どこかの儀式魔法を喰らってしまったための不具合。なお極小の光属性が生えている現在である。
カルセストの事は本気で気に入っていて、旅にも即同行を決めるくらい。旅の間はレンと呼ばれている。なんでレン?リンときたらレンでしょって意味不明な理由です。
〇フレオネール:レオーネ
ベネレイト村の村長の娘にして村長代理。ガゼルの獣人。
ベネレイト村とカミモラ村は基本的に一定以上の戦闘力のある人しか移住許可が出なかったので、実は彼女も人族としては結構な強さだったりする。つまりジェニアさんも……
麒麟の子の保護者役として旅に同行し、その間だけ不本意なことをおくびにも出さず、レオーネを名乗っている。趣味は読書。
〇シャルクレーヴ・ハルマン
イードの同腹の兄、順番的にはカルセストのすぐ下なので第17王子。イードと同じ藍色の髪に、両こめかみ辺りに金のメッシュ。
重度のコボルトスキー、かつ強い奴と聞くと殴り合いに行こうとする真正のバーサーカー。サク姉なんでこいつを外国に出したし?書いてて気が付いたけどホウ君よりやばいじゃないか!
但し普段は天然ぽややんお坊ちゃんである。
〇トレッカー
灰色狼の獣人、表向きの職業は猟師だが、一応マッサイト国の密偵もやっている。猟師の仕事のほうがメインだが。
仕事はきちんとやるタイプだが、基本的には気のいい兄ちゃん。
〇フェリス
羽毛竜系翼人の、田舎宿の主。すらりとした美女だが、腕力がやけに強い。というか龍の王族という、人類種でも最強クラスに属するはずのシャル君を指先一つで黙らせるとか半端ないんだが?噂好きというか、情報に飢えている感じ。
〇ディーライア
神殿の異端審問官だが、フラマリアの神宝を盗んで逃走中。一応職務の為にやった事ではあるらしい。神宝の発動の為に魔力も生命も全て捧げて、結局目的達成前に力尽きてしまった。
〇レンビュール
フェアネスシュリークの弟子、イードの兄弟子にあたる上級召喚師で、魔導士を名乗る異世界人。異世界人だけあって治癒以外の魔法全てに適性があるうえにあらかた上級。護法は中級だが、一応リーチは掛かっているとのこと。元いた高度魔法文明世界から事故でこの世界に漂着してきた。
つまり言語とか全部自分でなんとかした、実はすごい努力家ではないか?
契約相手が全て鳥系なのは、相性問題らしい。
アスガイアの国神の精神体的な何かと契約して、同居させていた。最終的に国神アースガインは消失したので、現在は元の、属性不明で普通からちょっとはみ出した異世界人、である。
〇アースガイン
アスガイアの国神。医療と鳥を司るもの。神罰の封印で精神体と本体たる神体に分かたれた状態で、かつ何故か国外に精神体が弾きだされた状態だったが、本来なら本体から細々供給されるはずだった神力をライゼル勢に横取りされて、限界まで弱ってしまい、やむなく事故で死にかけたレンビュールと境界神の仲介で契約して、辛うじて生き延びていた。
最終的に横取り作業をしていたライゼル勢を贄に、己の本体を崩壊させ、虫害や疫病を消し去ると共に消滅した。
ー幻獣や聖獣の皆さんー
〇海竜サイドブラスター
聖獣、イードのよく使う召喚獣。今回は旅路を心配したイードさんが船の後をつけさせていた。大正解である。一部の船乗りには結構知られていて、何気に知己も多い。
性格は割と大雑把、結構いいお年、通称サイド爺。
〇ワイマヌ
幻獣。全身黄色で長く鋭い嘴と水かきのあるオレンジのヒレ足、つるっとした外見の流線形のボディに手羽先めいた飛べない翼を持つ海洋性の鳥。水母を好んで捕食する性質がある。水魔法を使う。召喚契約を結ぶことができない。
実は別の幻獣の雛だったりする。雛っていうか自己進化で色んな水鳥系幻獣になるんだけど。
契約できないのも、雛だから。
〇大鴉
名前はネヴァーモア。レンビュールの相棒的な、彼と一緒に漂着した特殊な大鴉の聖獣。
鴉と呼べる生き物を支配できる異能持ち。
〇ガストルニ
ディアトリマという走鳥系の聖獣、この世界産。くりくりおめめがかわいい。大変人懐っこい性格で、ノリが良い。
〇ケラエノー
聖獣、
カルセスト君はかつて彼と龍の姿で競争して勝利した(そしてカルセスト君はスピードスターの称号をゲットした)。なおカル君以外にパエトーンと契約している人間は三部終了段階では存在しない。
要求された移動距離の長さを気に入って、カーラさんと仮契約中。まあ多分そのうちごっつん戦法で捕獲される運命。
〇夜雀サイレンティ
見た目はほぼ真っ黒な雀。ランディの契約召喚獣で、幻獣。だいたいいつも他の召喚獣の背にタダ乗りして移動しているちゃっかり者。
〇黒丸鴉イージーゴーイング
ニシコクマルガラスっぽい感じの二色分け小柄な鴉の幻獣。レンビュールと契約中で、ネヴァーモアの子分。
〇大蜥蜴
名前不明。神殿と契約して神殿間の移動や、審問官や慈善事業であちこちに出かける神官の移動や荷物運びをしている。神殿はそういう契約騎乗獣を複数持っていることが普通。
神殿に結構長い間いるので、人の世間というものを割合よく知っている。地味にノリもいいが、ドタ足で走ると物理的に大変やかましいのが玉に瑕。
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主人公の記述がどんどんぞんざいになっていく。
12/25 サイド爺ちゃんの名前間違えてたんで直したっす……
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