No.005『お姫様とケダモノ(野獣)』

 お姫様がお忍びで城下町を探索していたら、盗賊たちに掴まってしまいました。

 誘拐されたお姫様。

 そこへ一匹の野獣が現れます。


「お前、美味そうな匂いがするな。俺に食わせろ」

「私を助けてくれたら、あなたにこの身を捧げます」

「約束だぞ。お前は、俺が食うからな」


 野獣は、いとも簡単に悪党どもをやっつけてくれました。


「約束だ。お前を食べさせろ」

「待ってください。ここは、まだ安全ではありません。

 私が安全だと思える場所まで連れて行ってください」


 お姫様の口車にまんまと乗せられて、野獣は、お姫様を城下町の傍まで連れて行きます。


「さあ、ここまで連れてきてやったぞ。俺に喰われろ」

「私には、城に家族がいます。

 必ずここへ戻ってきますので、お別れの挨拶をさせてください」


 心からそう思っていたお姫様でしたが、その話を聞いた家族は、猛反対。

 その野獣を狩るため、兵を森に仕向けました。



  ✧ ♡ ✧ ♥ ✧ ♡ ✧



 いや。お姫様の前に、盗賊を食えよ、と。

 野郎は食べたくなかったのかな?(下ネタ?)

 タイトルからアダルティな期待をされた方は、手を挙げて(笑)。


 前回は、魔獣でしたが、今度は、野獣。

 どう違うのか?

 たぶん、魔法が使えるか、使えないか、かな?(笑)


 私、『うしお〇とら』という漫画が大好きでして。

 とら、御存知でしょうか?

 主人公のことを食ってやる、と言って、そのために他の化け物たちから主人公を守ってあげるんです。

 この関係がもうたまらなく大好きでして!!!

 最後のとらの台詞なんてまぁもう涙なしには読めません!!!

 。゚゚(*´□`*。)°゚。 


 ……って、話が逸れました💦

 そんなわけで、女の子を食べるために彼女を守る野獣、という設定は、いつか書きたい!

 上のストーリーは、超適当に書きました(笑)。

 だれでも思いつくようなストーリーですね💦

 作品にする時は、もっとちゃんと書きます。

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