第51話:所文との対決

チャプタ―1

ここは、病院である。

私達は、消耗品を補充していた。

「これで、後三ヶ月は、大丈夫なはず。」

「まあ、そうかもね。」

「次は、書類の整理だ。」

「また、ですか・・・?」

「いつもどおりで。」

「そういう訳だ。済まない。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの8Fである。

そこには、所文とファーレが居た。

「とうとう、私の出番か。ファーレ。ここには、もう戻れないから。」

「それじゃ、私は?」

「好きにしなさい。フフフッ。」

チャプタ―3

ここは、昭和島である。

そこには、所文が居た。

「フフフッ。感情をデフレ様に。」

所文は、世界中の感情を糸の塊に吸収させた。

「デフレ様。感情が回収出来ました。」

「そうか。これで、我の思い通り。クククッ。所文よ。思う存分、

 破壊を楽しめ。」

「仰せのままに。はーっ。」

所文は、幻衝怪「ヤツアタリ」に変身した。

「キシャーッ。」

チャプタ―4

私は、クランクTに乗って、大森本町辺りを走っていた。

「残るは、所文とファーレ。」

「今の紋になら、何とかなるって。」

「そうかな?」

「自分を信じなって。」

「ありがとう。」

チャプタ―5

ここは、平和島である。

そこには、ヤツアタリが居て、街を破壊していた。

「フフフッ。デフレ様から授かったこの刀で。」

「ウワーッ。キャーッ。」

私は、そこへ辿り着いた。

「クランクアクセス。」

私は、くのいちリペアル リリスモードに変身した。

チャプタ―6

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を攻める忍。爪のくのいちリペアル参上。」

「ソコデツルンデルノ。」

ヤツアタリは、十体ものソコデツルンデルノを召喚した。

「サササッ。」

「シュート。」

私は、ソコデツルンデルノ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とヤツアタリは、互いに攻撃しまくった。

「喰らえ。ベライブレス。」

ヤツアタリは、水のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。くっ。何て、水圧?」

「フフフッ。私は、元正義の味方なのよ。喰らいなさい。恐魔丸水迅衝。」

ヤツアタリは、恐魔丸の刃先から、無属性の水を放った。

「ブレードギラーで防げない。ウワーッ。」

「フフフッ。弱いのね。」

「まだ、戦える。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とヤツアタリは、互いに斬り合いまくった。

「私をここまで。まっ、良いわ。ベライウィング。」

ヤツアタリは、両翼から、幻衝力の風を放った。

「ウワーッ。で、でも、まだ、諦めない。」

「何ですって?」

「ブレードギラークランクフェニックス。」

私は、突撃して行き、不死鳥に姿を変えて、ヤツアタリを貫通し突破した。

「ヌオワーッ。」

ヤツアタリは、大爆発した。

「ファーレ。来て頂だい。」

チャプタ―8

そこへ、ファーレがやって来た。

「破壊の貝殻。」

ファーレは、ヤツアタリを巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。クランクレプス。」

私は、召喚したクランクレプスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、クランクレプスを人型に変形させた。

「クランクフリート。」

チャプタ―9

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

くらんくフリートとヤツアタリは、互いに攻撃しまくった。

「フフフッ。ベライブレス。」

ヤツアタリは、水のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。何のこれしき。」

「フルパワーをぶつけるぞ。」

「ほざけ。ベライウィング。」

ヤツアタリは、両翼から、幻衝力の風を放ったが、クランクフリートは、

強行突破した。

「クランククエースオーバーフルパワー。」

クランクフリートは、フルパワーで、ヤツアタリを狙撃しまくった。

「こ、こんなはずでは。」

「今なら、浄化出来そう。」

私は、外へ出て、着地した。

「クランクバルカン。」

私は、クランクバルカンを両手で持って構えた。

「聖幻衝。クランクグレンツェン。」

私は、ヤツアタリを浄化した。

「グレンツェーント。」

ヤツアタリは、人間に戻ってから、気絶して倒れた。

「治しました。」

チャプタ―10

ここは、宇宙である。

「所文まで、敗れるとは。ファーレよ。何とかせよ。」

「と、言われましても。」

「どうでも良い。」

「仰せのままに。」

「デフレ様の力を思い知るが良い。」

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