お茶は体に良いという神話
以前海外でミツバチの大量死にネオニコが関係しているのではないか?と騒がれたことがありましたよね。
一般的にDDTと言えば怖い農薬というイメージがありますが、実はネオニコのミツバチへの毒性はその数千倍とも言われ、何らかの影響があって当然だろうと言われていたのです。現在ヨーロッパではネオニコは使用禁止になりました。
使用禁止になって困ったのは日本の製薬会社です。ほぼ全て日本で作っていたからです。ネオニコ系農薬の製造販売企業には、住友化学、三井化学アグロ、日本曹達、日本農薬、バイエルクロップサイエンスなどがあります。
でですね・・
国は製薬会社を救うために国内の農薬基準を緩めたのです。外国で使わないのであれば日本で使わせようと言うのです。国民ではなく会社を救うのが日本の行政なんですよ。日本の物は安全と言うのは神話に過ぎません。
ネオニコというのは、私たちがイメージする農薬とはずいぶん違うんですよ。
多くの生物は、脳から信号を受けると、神経細胞の先端にあるシナプスなどで電気信号をアセチルコリンに変換して放出し、これがアセチルコリン受容体というところに結合して情報が伝わる仕組みになっているのですが・・
ネオニコは、昆虫のアセチルコリン受容体にくっついて神経を興奮させ続けることで生存リズムを狂わせて殺す仕組みなのです。
この受容体にくっつくという作用は、ホルモンの作用によく似ているんです。
人間のホルモンも一種の化学的情報伝達物質で、内分泌腺や細胞から血中に分泌され、血液の流れにのって臓器などにある受容体にくっつくことで作用を及ぼすのですが、それはきわめて低濃度で、10億分の1gどころかpg(ピコグラム)、つまり”残留基準値よりはるかに低い”1兆分の1の単位で大きな変化を引き起こすのです。
人間の脳の中にもアセチルコリン受容体はたくさんありますからね・・
ネオニコが人間の脳神経に影響することが考えられるのです。
殺虫剤にしても除草剤にしても、日本では製薬会社の意向に沿った
農水省のホームページに行ってみてください。
「輸出相手国の農薬基準に合わせなければ輸出した商品を没収され廃棄されます。」「輸出してしまってから気が付いたら大損しますよ。」という注意が書かれています。
ちなみにヨーロッパで売られているお茶は無農薬と表示されたものです。しかし日本国内では野菜の農薬基準の30倍の物が流通しています。農水省の言い分では「お茶は煎じて飲むもので食べないから大丈夫」なのだそうです。そうでしょうか?
抹茶やお菓子などに大量の粉末茶が入っていてお茶を食べていませんか?
これでも日本で販売されているお茶は安全だと思いますか・・
私の所では無農薬無肥料のお茶を取り寄せて飲んでいますよ。
では又(^_-)-☆
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