会社員だった俺は推しの雑用ペットになりました。
ごりらの日常
達也良彦の運命。
「このクソ上司がー!!!」
俺はもうすぐ30になる会社員。達也良彦だ。
彼女もいないお金もない俺は上司に押し付けられる日々。
こんな残酷な人生あるかよ、、
俺はとうとう上司の悪口を言ってしまった。それが最悪にも広まってしまい俺は今日クビにされました。
「俺にはひなのちゃんしかいないじゃないか、!」
ひなのちゃんとゆうのは、俺が唯一押しているアイドルグループ。通称 【ラブリーキット】の1人ひなのちゃんだ。
「あ!!忘れてた!今日ひなのちゃんの握手会だぁ!!」
年に一度のひなのちゃんとの握手会。これは行かなければ!!
「はぁ、やっと着いた!」ひなのちゃんはラブリーキットの中で1番人気でファンが多く笑顔が可愛すぎると評判になっている。なので人が何人も並んでいる。。
ついに俺の番が来た。「次の方どうぞ〜!」案内人のスタッフが声を上げる。
「やっと会えるのか!!!神様ありがとう〜!!」
ドアを開けると、笑顔で待っているひなのちゃんがそこにはいた。
「まっ眩しすぎる俺のそばにひなのちゃんが、!」
「今日は来てくれてありがとうございます〜!♡」可愛すぎるだろ、!!!(心の声)
「あっ、えっと」緊張で言葉が詰まってしまう。
「4年前からずっと推してて!前のサイン会も実は行ったんです!!」
「もちろん!覚えてますよ達也さんですよね?♡」
俺の事を覚えてくれているだなんて!!嬉しすぎる、!!「そうです!ありがとうございます!」
「もうお時間です〜」またもやスタッフが僕に告げる。短い時間だったが最高のひと時、最高な時間だったな。
「で、俺はどうすればいいんだ?仕事ないじゃないか!早く探さないと!」
そのまま家に帰っている途中、道端に貼ってある1枚のポスターが目に止まった。「アイドルスタッフ募集中、時給2000円です!ラブリーキットより」と書かれていた。
俺は衝撃だった。毎日推しのひなのちゃんに会えるという事は最高じゃないかと。俺はそこで働く事を決めた。明日の朝9時集合となっているため時間通りその集合場所へ行く事にした。
「今日から同じスタッフとしてよろしくお願いします。稲永です。今日からあなたにはひなのさんのスタッフをして貰います。」
「よろしくおねがいしま、ってえ〜!!!」俺はあまりの嬉しさに叫んでしまい脈が早くなっているのを感じる。
「ですが、少しびっくりされるかもしれませんので、何がとは言いませんが。」
ん?どういうことだ?俺は疑問に思いながら稲永さんに部屋を案内される。「こちらです。楽屋にお入りください。ひなのさんが入ってくると思うのでこの楽屋で待っていてください」と伝えられた。
楽屋の中は、大きなドレッサーや鏡、テレビ、ソファー等ごく普通のものが置かれてある。
するとドアの方に向かって足音がする。ひなのちゃんだろうか。また会えるなんて最高だな。だがそれと同時に緊張するものが込み上げてくる。
ドーーーーーン!!!!
「へっ!!!?」
その音はひなのちゃんがあしでドアを開けた音だった。ちょっえっ?俺はなにかいつものひなのちゃんとは違う事の雰囲気が読み取れる。
【ねぇ??あんたが私のスタッフ?そこに居るの邪魔なんだけど?どいてくんない!?】
ひ、ひなのちゃん!!?
会社員だった俺は推しの雑用ペットになりました。 ごりらの日常 @gorimatyo
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