居場所への応援コメント
この度は『真夏・夜』企画にご参加いただき誠にありがとうございました。
人よりも優れているということは妬みの標的にもなりやすいということでもあるのでしょう。そして次第に孤立して、その境遇に甘んじることに慣れて、そして諦めて。
そんな時に転校生がもたらした孤独から救ってくれそうな一筋の巧妙。
しかしそれすら裏切られた彼女が絶望してしまったのも無理はないかもしれません。
けれどそれでも生きていて欲しかった。
生きていれば必ずいつか救いは訪れるのに。
そう悔やみたくなるほど心情に訴えかけてくる作品でした。
作者からの返信
那智 風太郎様、
お読みいただきありがとうございます
他人の長所は自分の目には「憧れ」として、はたまた「妬み」と写ってしまうことを書きたく、この物語を書かせていただきました。
だから、それが伝わっていたら幸いです。
もし自分が彼女だったらどのように行動したのだろうと考えると、辛さから開放されたいと望んだ気持ちも分かってもらえるかもしれません。生きていたら救いがある、と僕も思いながら生きていきたいです
居場所への応援コメント
一気に読み終えてしまいました。
最後の一行を読み終えた後、少しの間放心状態になりました。
とても胸の痛い終わり方です。
なのに、頭を流れる世界がとっても綺麗で、特に最後の二文、本当に巧みに当てはめたなぁ、と思いました。
「涙が地に落ちていく」、「私が溶けていく」
この二つの表現が、どうしようもない悲しさを纏った主人公の最後を鮮やかに彩っていて、物語が綺麗に締めくくられているなぁ、と思いました。
なんだかもはやこの物語から条件文を抜粋したんじゃないか、と思うくらいには条件文がぴったりとはまっていました、笑
良作ありがとうございました!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
最後の二文はわちおさんの条件文で締めさせていただいたのですが、花火の色の移り変わりを涙に反射させる、というとても良い表現だなと読んだ時感心してしまいました!
だから、その文の作者様にお褒めいただきめっちゃ嬉しいです!!!!
また、レビューもありがとうございます(ㆁωㆁ*)
こちらこそ面白い企画ありがとうございました!
居場所への応援コメント
ゆ〜様、こんにちは。この度は、自主企画へのご参加ありがとうございます。美しい花火と対照的に怪我をして孤独な女の子。彼女に何があったのかと読み進めていくうちに、彼女の辛い思いを目にしました。殴られ蹴られ階段から落とされ……。それ以前の、無視、悪口、物を隠すことだって、された側からしたらとても……筆舌に尽くしがたいほどの苦しみ……。学生時代は特に、学校での出来事におびえていたことを思い出しました。狭い閉鎖空間にいなくてはいけない中、居場所を失ったと悟った彼女の苦痛はいかほどか……。すみません、うまく言葉にできませんが、すごく心に突き刺さるメッセージ性を感じました。素晴らしい作品をありがとうございます。
作者からの返信
こちらこそお読みいただきありがとうございます
僕はまだ実際にいじめられたりしていませんが、もし自分が対象となり、あの狭い空間で一人になったら…
と思うと学校が怖いときがあります。
その怖さや絶望感がうまく描写できていたみたいで良かったです!